【１ヶ月より早いタイミングで白髪染めをしても良い？】美容師が解説

白髪を染めるとき、頻度について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、白髪染めの理想的な頻度について、頭皮や髪に負担をかけずにきれいに染め続けるためのポイントを紹介します。

 

また、セルフケアでのカラートリートメントとサロンでのケア方法を併用することで　健康的な髪を保ちながら白髪をカバーする方法についても詳しく解説します。

頻度だけでなく無理のない染め方やケアの方法にも気を配ることで、長期的に美しい髪と頭皮を維持することができます。

白髪染めの頻度はどれくらいが正解？

白髪染めの頻度は基本的に1ヶ月に1度のペースが望ましいです。

 

その理由は肌のターンオーバーにあります。

肌の表面は古くなると新しい皮膚へと生まれ変わります。これがターンオーバーと呼ばれ、この周期がおよそ1ヶ月と言われております。

 

白髪染めをしてダメージを感じた頭皮はバリア機能が弱く敏感な状態になります。

この状態で白髪染めを行うと頭皮には大きな負担がかかります。

 

ターンオーバーが行われて皮膚のバリア機能が強化されていれば、白髪染めのリスクは軽減できると考えられております。

1ヶ月以内で行うのは絶対にダメ？

では白髪染めは1ヶ月より早いタイミングで行うことは絶対にダメなのでしょうか。

 

基本的には控えた方がいいですが、例外はあっても良いと考えます。

 

前途したように1ヶ月以内で行えば頭皮に負担がかかります。

しかし、1回負担がかかったからと言って すぐに頭皮の機能が下がるというわけではありません。

 

また頭皮はダメージを受けても回復する機能もあるのである程度まではリカバリーも見込めるでしょう。

白髪染めの周期を年間で考える

白髪染めの周期は月間で考えられがちですが、年間で捉えるということも1つです。

 

1ヶ月に1回で考えれば年間で12回となります。

少なければ少ないほど良いですが、14〜15回までは許容範囲と考えます。

 

つまり年間で2〜3回は例外として1ヶ月よりも早いペースで染めてもいいと思います。

ただし連続しての実施は避けた方が無難です。

頻度も大切だけど・・・。

白髪染めにおいて気をつけるべきは頻度だけではありません。

 

適切な頻度を守れていても無理な白髪染めを続けていてはいい結果は得られません。

反対に適切な方法で白髪染めさえできていれば多少、頻度がズレてもリスクは少なく済むでしょう。

上記を徹底して行うことでより肌の負担を軽減することがで、頭皮と髪の毛を健康に保つことができます。

セルフで白髪をカバーする方法

美容院での白髪染めは2ヶ月ペースを維持したい、けれども白髪が気になるという方にはご自宅での繋ぎカラーをご提案しております。

完全なセルフカラーではなく、あくまでも間で繋ぐということです。

 

カラートリートメントはアレルギー物質のジアミンや頭皮に負担をかける化学成分が配合されていないのでリスクを最小限に染めることができます。

 

ただし色ムラが起こることや髪色が暗くなっていくことが予想されます。

事前に美容室での確認は行いましょう。

【１ヶ月より早いタイミングで白髪染めをしても良い？】美容師が解説　まとめ

白髪染めは、1ヶ月に1回を基本としながらも、頭皮や髪の状態に合わせて柔軟に対応することが重要です。

 

年間での頻度を考え 2～3回ほど1ヶ月以内に染めることが許容範囲内であれば、頭皮への負担を軽減することができます。

それに加えて、薬剤の濃度を下げたり、ヘッドスパを取り入れたりして頭皮のケアを行うことで より健康的に白髪染めと付き合っていくことができます。

 

時間が取れないけれど白髪が気になるという方は、ご自宅でのカラートリートメントを活用して染める頻度をコントロールしてみてください。