ノンジアミンカラー で白髪を黒く染めたいのですが、長く持続させる方法はありますか?
ヘアマニキュアやカラートリートメントで染めているのですが、すぐに落ちてしまい気になっています。
ヘアマニキュアやカラートリートメントなどのノンジアミンカラーは髪の表面を染めており、髪の内部には着色していないという特性を持っています。
そのため日々のシャンプーやドライヤーなどの物理的な負荷がかかる事で色が落ちていきます。
表面部分の染まっている箇所が落ちてくると中の白髪部分が露出してきて明るい茶色〜白髪の状態が目立ってきます。
色の持続性を高めるためには髪の表面だけでなく、髪の内側にもしっかりと色を定着させる事が重要となります。
ただ、ノンジアミンカラーの場合は内側への定着と外側への着色のバランスが難しいという現実があります。
意外と持続する黒髪の仕上がりを作ることは難しとされています。
今回はそんなノンジアミンカラーでの持続性のある黒髪へと染めていく実例をご紹介していきます。
目次
【ノンジアミンカラーで黒く白髪染めは可能?】染める前の状態
まずは染める前の状態を確認していきます。
お客様からヒヤリングをさせていただいた事を以下にまとめます。
- 前回染められたのは3週間ほど前
- カラートリートメント?ヘアマニキュア?を使用
- 白髪を黒く染めていきたいけれど、染めてから1週間ほどで白髪がキラキラと目立ってきてしまう
【ノンジアミンカラーで黒く白髪を染めることは可能?】色落ちが早い原因を考える
ノンジアミンカラーといってもいくつかの種類がありますが、お客さまがこれまで使用されていたものはカラートリートメントかヘアマニキュアです。
これらは髪の表面をコーティングするように髪を染める特性があります。
上記画像左側の図のようにコーティングすることで髪の毛は染まっているように見えても、髪の内部は白い髪の毛のままです。
コーティングが日々の時間の経過とともに剥がれれば内側の白い部分が露出し始め白髪が浮き彫りになります。
これがノンジアミンカラーは色持ちが悪いと言われている一端でもあります。
カラートリートメントは一部内部まで染まる染料を持ち合わせておりますが、今回はコーティング作用を持つノンジアミンカラーとまとめさせていただきました。
インナーに作用するノンジアミンカラーもある
では、色の持続性を高めるためにはどうすればいいのか?
髪の内部を染めることができるアルカリカラーの使用が有効です。
ただしアルカリカラー単体で染めた場合には黒く染め切ることができない特性を持ちます。
そのため、コーティング系のカラー剤との併用をすることで短所をカバーすることができます。
アルカリカラーとカラートリートメントの掛け合わせの選択
実はカラートリートメントは白髪染めには不向きです。
トリートメントという言葉の通りダメージが大きい場所(毛先部分)への定着率は高いものの、ダメージが少ない部分(根本部分)への定着率は低くなります。
ただし、これらは単体で使用した場合の話です。
ここでアルカリカラーと掛け合わせることで擬似的にダメージが大きい状態を作ることができ、カラートリートメントの定着率が飛躍的に高くなります。
これが上記画像右側の図のイメージです。
この特性を利用した染め方が今回のプロセスとなります。
【ノンジアミンカラーで黒く白髪を染めることは可能?】仕上がりの確認
上記で解説したようにアルカリカラー×カラートリートメントで染めることで白髪部分はしっかりと濃く染まってくれています。
新しく伸びてくる部分は白い状態ですので 気になるペースは人それぞれですが、今回染めた部分に関しては1ヶ月後も持続してくれています。
今回はこれまでのカラーの蓄積で毛先は深く色が入り過ぎているので、白髪が伸びている根本から中間までのリタッチカラーを行いました。
毛先部分は髪質改善トリートメントを挟んで状態を向上させていきました。
染まり上がりの状態からも、これまでの仕上がりとは全然違ってしっかりと染まってくれているとご評価をいただきました。
【ノンジアミンカラーでも黒く白髪染めはできる】その場だけでなく持続可能な仕上がりを
ノンジアミンカラー=色持ちが悪いと感じられやすいですが、私個人的にはそうは思いません。
確かにジアミン染料と比較したら?と聞かれれば劣る部分があることは確かです。
しかしSafe Beauの顧客様へのご提案はノンジアミンカラーであっても基本はリタッチカラーです。
つまり前回まで染めていた部分は大きく色落ちしてはおりません。
ノンジアミンカラーの特性を理解して染めるパワーを最大限に引き出す工夫を行うことや、相性の良いものを掛け合わせることによって持続可能なヘアカラーができると思っています。
染めたてから白髪が染まらないことや、すぐに色落ちしてしまうことでお悩みの方は染めるプロセスを見直してみることで改善ができる部分がきっとあります。
お悩みの方は是非1度ご相談ください。
ジアミンアレルギーになり、染められなくなってしまった方や
ノンジアミンカラー で染めているけれど思い通りにならないと
お悩みの方は是非1度ご相談ください。