こんにちは 頭皮に優しい白髪染めを提案しております Safe Beauです。
ヘナカラーは頭皮にも髪にも負担をかけずに白髪染めができる非常に優秀なヘアカラー剤です。
僕自身も絶大な信頼を寄せており、2年ほど愛用しております。
そんなヘナには『染めること』以外にも優れているポイントがあるんです。
それがトリートメント効果です。
トリートメントといえば、市販されているリンスやコンディショナーから美容室で行うトリートメントまで幅広くありますがそれらとは違う根本なケアができるものだと捉えております。
本日はヘナのトリートメント効果に関して解説していきます。
ちなみにここのページで解説しているヘナは品質が保証されている『ハナヘナ』に限ります。
目次
ハナヘナには優れたトリートメント効果がある
ヘナと言えば髪を染める目的が第一にありますが、ヘアカラーの嬉しい副産物としてトリートメント効果があることが有名です。
一般の方が認識しているトリートメントのイメージでは髪を皮膜することで艶やで感触の向上を作り出しています。
対してヘナのトリートメント効果は髪の密度をあげることができます。
ヘアのダメージの進行
髪のダメージは次のように進行していきます。
ヘアカラーやパーマなどの刺激
↓
①キューティグルがめくれる、剥がれる(手触りが悪くなる)
↓
②中の栄養が抜ける(髪がスカスカになる、明るくなっていく)
↓
③髪の内側が露出(枝毛、切れ毛)
①までなら通常のトリートメントでの修復も効果的ですが、②、③とダメージが進行していくと効果は実感しにくくなります。
たとえ、その場で効果を感じても1週間ほどで元の状態に戻ってしまうでしょう。
そのような方はヘナトリートメントなどは効果的です。
ハナヘナトリートメントの良い部分、悪い部分
ヘナトリートメントは通常のトリートメントではできない髪密度のアップ、ダメージ部分の穴埋め効果があります。
諦めなければいけないレベルのダメージも長期間かけて補正していくことができます。
重くベタっとした質感ではなく、さらっと軽いハリコシのでる質感も人気の1つです。
反対に悪い部分もあります。
それは色がついてしまうこと。
ほんのりオレンジ味がついてしまう点はヘナトリートメントのデメリットと言えます。
色を限りなく薄くすることも可能ですが、やはり100%ヘナトリートメントの効果を実感していくためにはオススメしません。
ハナヘナトリートメントを1年間続けてきた方の実例
初めてご相談いただいてからおよそ9ヶ月が経過したお客様の改善実例をご紹介いたします。
お客様から初めてご相談いただいたのは去年の11月のことです。
かなりダメージが進行してしまってします。
先ほど解説したダメージの進行度合いで言えば③にあたります。
ダメージだけならまだ改善の余地がありますが、この時ジアミンアレルギーも発症しておりました。
格安美容室で施術を行なってきた結果
ご相談いただいたお客様は10年以上近所の格安美容室に通っていたそうです。
度重なる無理な縮毛矯正の施術、しみるのを我慢しながら行なっていた白髪染めなどが重なり、ダメージに悩みとジアミンアレルギーを発症するという結果になりました。
安いということが悪いことだとは言いません。
しかし、結果としてこのような安いお店に通っていたお客様からのご相談が相次いでいることも事実です。
値段が安いということに潜むリスクも理解しながら選択していかなければなりません。
ダメージケアに取り組んできた活動
この時、お伝えした髪の毛の全治は2年です。
1度ダメージを負ってしまうと改善はなかなか難しいものです。
ジアミンアレルギーを発症していることもありハナヘナを提案し、今日まで続けてきました。
では、どのように施術をしているのかを見ていきましょう。
ハナヘナによる白髪染め前の状態
前回の施術から1ヶ月半が経過しました。
伸びに伸びた白髪をヘナでカバーしていきます。
ヘナカラーの準備
ヘナは混ぜたてはこのように緑色をしています。
混ぜた直後で塗っていっても染まりますが、万全な状態ではありません。
そこで前日に仕込んでおき、一晩寝かせます。
すると、ヘナも熟成され茶色っぽくなってきます。
この状態がヘナのクオリティーを最大限に発揮してくれる合図です。
ハナヘナを塗っていきます。
この熟成ヘナを頭皮からたっぷりと塗っていきます。
もちろんトリートメント効果も期待して毛先まで塗っていきます。
40分ほどで鮮やかなオレンジに染まり上がります。
ここからオレンジ味を打ち消すためにインディゴを使用しての2度染めに入ります。
25分ほど時間を置いて、保湿をしっかりと促しながら流してシャンプーをしていきます。
ハナヘナカラー後の仕上がり
若干の緑っぽさは残りますが、24時間ほどで発色が進みブラウンに変化していきます。
今回のお客様は9ヶ月ほどヘナを続けてきているので、毛先部分は同じ条件で染めてきました。
本日、染めた根元部分以外は緑っぽさやオレンジ感は感じませんね。
染まり上がりで不安に思う方も多いですが、2度染めで染めている場合はここまで自然に馴染んでくれます。
ハナヘナトリートメントを9ヶ月継続してきた結果
9ヶ月でここまで改善が見られました。
もう見た目では綺麗に仕上がってきています。
ただし、髪の内部にはまだダメージは残っています。
やはり全てを修復するにはあと1年近くはかかりそうです。
今回お客様に実践していただいているのは白髪染めのついでに毛先まで塗ってるヘナトリートメントのみです。
それ以外のトリートメントなどは一切おこなっておりません。
それでもここまで改善してくれました。
もちろん、お店に通っていただいてからはジアミンアレルギーの症状も落ち着いております。
ハナヘナトリートメントまとめ
ヘナカラーは基本的には白髪染めをはじめとしてヘアカラー剤として活用をしております。
しかし、ヘナの嬉しい効果でこのようにトリートメント的な要素も持ち合わせております。
ひどくダメージを負ってしまい、悩まれている方は試してみる価値はあると思います。
今回紹介した実例も参考にしてみてください。