こんにちは。
埼玉県さいたま市にてジアミンアレルギーの方へのヘアカラーを専門に施術をしている美容室『Safe Beau』です。
この記事ではジアミンアレルギーを発症されている方でも白髪を染めることはできるのか?という疑問を実例と合わせてご紹介していきます。
結論からお伝えするとジアミンアレルギーを発症されている方はジアミンを含む白髪染めで髪を染めることは2度とできません。
ただし、ジアミンを含まない白髪染めであれば染めることができる可能性はあります。
まず抑えておくべき点はジアミンアレルギーは完治することがないということです。
発症から10年経過していれば
根元に薬剤をつけなければ
オーガニック認定の自然由来の薬剤であれば
このようなワードでヘアカラーを勧める美容院では絶対にヘアカラーを行うことはお勧めしません。
ジアミンアレルギーを発症されている方は後がない状況です。
施術のやり方を誤ればアレルギー対応の薬剤であっても使うことができなくなる可能性があるので要注意です。
今後、使う薬剤はどんな成分を使用しているのかを人任せにせずにしっかりと確認して自分が使うことができるものなのかを見極めていきましょう。
目次
結論:ジアミンアレルギーの方でも白髪を染めることはできる
このようにジアミンアレルギーに悩む方でも白髪を染めることは十分に可能です。
1度アレルギーを体感されてしまうと2度と染めることができないと絶望感を感じてしまう方も多いのが現状ですが実際には染める方法はあります。
お医者様に染めることができないと言われているような方でも是非1度ご相談ください。
Before
染める前の状態を詳しく見ていきましょう。
前回のカラーから3ヶ月以内の状態です。
全体的には白い部分は少なく黒い髪がほとんどです。
左右の顔周りに白い部分が集中している箇所がございます。
After
染め上がりの状態です。
黒い髪が多かった部分は全体的に明るく仕上がっております。
白い髪の毛が集中していた顔まわりの部分はしっかりとカバーすることができました。
今回はジアミンアレルギーの方でも使用することができるノンジアミンカラーを使用してヘアカラーを行いました。
ただし人によってはノンジアミンカラーであっても刺激を感じてしまう場合もあるので注意が必要です。
ジアミンアレルギーの方がノンジアミンカラーで白髪を染める
今回のケースではジアミンアレルギーの方でも使用することができるノンジアミンカラーという専用の薬剤でを使用してヘアカラーを行いました。
基本的にはアレルギーの原因である『ジアミン』を含んでいない薬剤であれば染めることは可能です。
ただし今回のように黒髪部分を明るくしながら染めていかなければいけない場合には別に気をつけなければいけないポイントもあります。
アレルギーではない刺激もあり得る
ジアミンを使用していないのでアレルギー反応が起こることはありません。
しかし明るくする工程には『刺激』を感じる可能性は0%ではありません。
今回使用したノンジアミンカラーはジアミン以外の成分は一般的なヘアカラー剤と同様の成分を使用しています。
ヘアカラーをしていて日常的にしみる・痒くなると言った症状を感じている方に関してはノンジアミンカラーであっても同様の症状を感じることもあります。
ノンジアミンカラーであっても油断せず最大限の配慮を
普段から刺激を感じている方の場合は通常のヘアカラーと同様に頭皮への最大限の配慮が必要です。
・頭皮を保護してから薬剤を塗る
・頭皮にべったりと薬剤をつけない
・カラー後は薬剤を除去する
何も対策をせずに根元からべったりと薬剤を塗ってしまうとたとえノンジアミンカラーであっても刺激を感じてしまう原因となってしまう可能性があります。
過去にもノンジアミンカラーでも刺激が辛くて染めることがストレスという方でも、上記の対策をしっかりと行なったことで刺激を感じなくなるというケースは多々ありました。
ジアミンアレルギーの方は白髪染めを慎重に行う必要がある
1度ジアミンアレルギーを発症すると治ることはありません。
美容師さんの中には期間が空いていれば・根元から離して塗れば・オーガニックならと勘違いをしている方も多くいらっしゃいますがだれがなんと言おうと『ジアミン』を含む薬剤は一切使えません。
ジアミンアレルギーを発症しているということは現状で使える薬剤は限られています。
そのような状況でさらに頭皮に負担をかけてしまうとノンジアミンカラーであっても使えなくなる可能性があります。
現状よりも頭皮への負荷がかからないように自分に合った薬剤に早いタイミングで切り替えて自己防衛を心がけましょう。
【ノンジアミン実例】ジアミンアレルギーでも白髪を染められる?まとめ
ジアミンアレルギーの方でも白髪を染めることは可能です。
ただし必ずしもノンジアミンカラー=安全という訳ではないと言うことは理解しておきましょう。
そしてジアミンアレルギーに関しては美容師を含めてまだまだ認知度が低いことが現状です。医師であっても誤った見解を述べていることもあります。
可能であれば専門的に取り組むサロンで行うことが理想的です。
長く白髪染めを続けていくためにも負荷の少ない方法で正しい知識を持って取り組みましょう。