美容院で、このようなやり取りになることはありませんか?
SafeBeauに通ってくださる顧客のお客様はリタッチカラーが基本となります。
これはリタッチカラーの重要性を理解していただけているためです。
ただご新規のお客様のご要望を伺っていると上記の様なご意見をいただくことが非常に多くあります。
誤解のない様にお伝えをしておくとフルカラーを否定している訳ではありません。必要であればフルカラーはやるべきだとは思っております。
では、必要がないのにフルカラーをするのはどうでしょうか?SafeBeauでは不要なカラーで無駄な負担を大切な髪の毛に与えることに疑問を感じることがあります。
今回はリタッチカラーの重要性にフォーカスを当てて、実例を交えてブログの記事にまとめてみようと思います。
目次
【ノンジアミンカラー実例】なんとなくのリタッチカラーはもうやめましょう。
今回はノンジアミンカラーのご依頼をいただいたご新規のお客様のご紹介です。
冒頭で記載をした通り全体カラーをご希望でした。
詳しく深掘りをしていきますと全体カラーをご希望の理由としては次の様なものでした。
- ノンジアミンカラーではリタッチカラーができないと説明された
- 全体カラーをしないと白髪が染まらない気がする
- リタッチカラーよりも全体カラーの方がお得感がある
リタッチカラーではなく全体カラーをご希望される多くのお客様は上記の様なイメージを持たれております。
これについて一つずつ解説をしていきます。
ノンジアミンカラーではリタッチカラーができないと説明された
ノンジアミンカラーであってもリタッチカラーを行うことはできます。
実際にSafeBeauのお客様は染めるペースにもよりますが2〜3回に一回のペースで全体カラーを行なっており、それ以外はリタッチカラーを行なっております。
全体カラーをしないと白髪が染まらない気がする
白髪の発生場所が根本であればリタッチカラーでも解決します。
量が多くても、染まりにくい髪の毛でもリタッチカラーで染めることは可能です。
ただし白髪の発生場所が毛先部分にも見られる場合には全体カラーを行う必要性がございます。
リタッチカラーよりも全体カラーの方がお得感がある
多くのお店ではリタッチカラーと全体カラーの差額は1000〜2000円程度ではないでしょうか。
実際にSafeBeauでも1000円の差額となっております。
それなら全体カラーをしたほうが・・・。と思われがちですが、必要もないのに全体を染めれば髪が痛んだといった結果に終わるだけです。
髪の毛はどんなにいいトリートメントを使っていても1度痛んでしまうと改善することはありません。
金銭面の判断よりも髪の毛のダメージの節約を考えてみませんか?
ノンジアミンカラーでリタッチカラーは成立するのか。
せっかくの実例記事です。長々と解説するよりも実際に染めさせていただいたプロセスをご紹介をしていきます。
まずは染める前の状態です。
- 直近3回はノンジアミンカラーで染めている
- 前回染めたのは3週間前で、基本的に1か月前後で染めている
- 毎回仕上がり直後から白髪の染まりの甘さを感じる。
- 毛先の明るさや色の変化は求めておらず、根本付近の白髪が気になる
- 縮毛矯正をかけている履歴がある
根本にフォーカスした画像を見てみると確かに3週間分よりも長く白髪が伸びている印象にあります。
これは前回の白髪染めがしっかりと染まっていなかったという結果です。
そして1番お客さまが気にされていたことがダメージです。
縮毛矯正をかけていることや季節性の乾燥をあげられておりましたが、1番の原因は毎回行う全体カラーによる物だと感じました。
仮に矯正や乾燥が原因であったとするならば、なおさらヘアカラーでのダメージの節約はしていくべきだとお伝えをさせていただきました。
ほぼ毎回リタッチカラーをされていたので、お任せいただくことにご不安はあったかと思いますが私自身は最善の選択だと思っております。
ノンジアミンカラーでリタッチをしてもしっかりと染めることはできる
お客様にはご説明をさせていただきながらノンジアミンカラーでしっかりとお染めさせていただきました。
せっかくカラー1回分のダメージをご節約していただいたので、合わせて髪質改善トリートメントを施して髪の毛の内側から強化をしていきます。
染める前の状態と比較してみてもしっかりと白髪は染まっているのではないでしょうか。
毛先部分には薬剤を接触させていないので変化はありませんが、根本と毛先は全体カラーを行なったように綺麗につながっております。
毛先の髪の状態もいい感じに向上しておりますね。
これを継続していけばどんどん髪の毛が綺麗になっていきますよ。
もちろん一定期間で毛先部分も色落ちしていきますので、状況に合わせて全体カラーを行う必要性があるタイミングもございます。
その際もダメージに配慮した染め方で行えばローリスクでお染めしていくことができます。
【ノンジアミンカラー実例】その全体カラー本当に必要?
全体カラーが必要なタイミングは以下のような場合に限ります。
- 髪色を明るくしたい
- 髪色を暗くしたい
- 色合いを変えたい
- 毛先に白髪が目立つ様になってきた
これ以外の場合は基本的にリタッチカラーで問題なく綺麗に染めることができると思います。
そうすることで以下の様なメリットが得られます。
- ダメージの節約ができる
- 髪の毛が綺麗になっていく
- 縮毛矯正のクオリティーが上がる
- 日々のお手入れが楽になる
- 若干の金銭的な節約にもなる
毎月全体カラーを行なっている方が2回に1回をリタッチカラーにした場合、
12回分のダメージが6回分で済みます。仮に全体とリタッチの差額が1000円であった場合、6000円の節約になります。
6000円でダメージを与えるより、浮いたお金でヘアケア用品でも購入すれば加速的に髪の状態は向上していくと思います。
リタッチカラーは正義か?悪か?
ご退店後にお客様より嬉しいコメントをいただくことができました。
お忙しい中、ありがとうございます。とても励みになりました。
カラーをしてもらいましたが、綺麗な色に仕上がり、トリートメントもしてくれて、仕上がりもツヤツヤで、最高な仕上がりでした。またお願いしたいです。ありがとうございました。
初めてのリタッチカラーでしたがとても気に入ってくださった様ですね。
特に毛先の質感を気に入られていたので、この仕上がりを継続できるように年間でヘアカラーに取り組んでいきましょうね。
SafeBeauの見解では必要な場合には全体カラーを、不要な場合にはリタッチカラーを推奨しております。
リタッチ=悪いものではなく、うまく付き合って取り入れていくことでいい効果も十分に生み出してくれるものだと思っております。
ジアミンアレルギーになり、染められなくなってしまった方や
ノンジアミンカラー で染めているけれど思い通りにならないと
お悩みの方は是非1度ご相談ください。