ジアミン不使用の白髪染めは市販でも販売しております。
ドラックストアや大型のスーパーなどで手に入れることができます。
ジアミンアレルギーを発症されている方の場合は髪を染めると言うことにおいて後が無い状況です。
そして、ノンジアミンカラーのアレルギーというものも存在します。
誤った使用方法で無理な染め方をしてしまうとノンジアミンカラーのアレルギーを発症してしまう可能性があります。
もしノンジアミンカラーに対してアレルギーが発生した場合には使用する事ができる白髪染めがなくなり一生髪を染められなくなる可能性があります。
だからこそジアミンアレルギーの方ほど髪を染めるという行為に対して慎重にならなくてはいけないと考えております。
この記事では市販で手に入るノンジアミンカラーとご自宅で使用する上での注意点をまとめて解説していきます。
これからノンジアミンカラーを使ってセルフカラーを行うという方は是非ご一読ください。
目次
【ジアミン不使用の白髪染めは市販で買える?】種類と購入ができる場所
ジアミン不使用の白髪染めはドラックストアや大型のスーパーなどで販売されています。
市販品として購入する事ができるジアミン不使用の白髪を染められるカラーは次のようなものがあります。
- カラートリートメント
- ヘアマニキュア
- ヘナ
1つだけ覚えておいて欲しいことは市販で手に入るジアミン不使用の白髪染めはどのタイプも髪を明るく染めることはできません。
またご自宅で継続されて暗くなった状態を美容院で治すこともできません。
ご自宅で染める場合にはクオリティは維持できないということを事前に了承しておく必要があるということを忘れないでください。
カラートリートメント
ジアミン不使用の白髪染めとして1番有名なのがカラートリートメントです。
頭皮からしっかりと塗り込むように塗っていくことで白髪が染まります。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアもジアミンを使用しておらず、白髪を染める事ができます。
頭皮につくと染まってしまうので専用のブラシで頭皮につかないように塗っていく必要があります。
ヘナ
植物性の薬剤で科学的なものが使用されていない100%オーガニックの白髪染めです。
カラートリートメントと同様に頭皮からしっかりとヘナ を塗布して白髪を染めていきます。
【非推奨】ヘルバカラー
アマゾンなどで購入する事ができるので市販品と誤認識されていますが、ヘルバカラーは美容室専用品です。
髪を明るく染める事ができるジアミン不使用の白髪染めですが、
- 操作性が難しく色ムラになりやすい
- ヘルバだけでは白髪が染まりにくい
- 肌への刺激性が大きい
といった観点から使用はお勧めしません。
【市販で手に入るジアミン不使用の白髪染め】使用するには慎重になって
冒頭でもお話をしましたがジアミンアレルギーを発症されている方の場合はヘアカラーをすることに慎重に向き合うべきだと考えております。
ヘアカラーのアレルギー=ジアミンだけではありません。
食物アレルギーが小麦粉だけではなく卵や牛乳、大豆などにも起こり得るように
ヘアカラーでもジアミンだけでなくカラートリートメントやマニキュア、ヘナでもアレルギーが起こる可能性があります。
もしジアミン不使用の白髪染めに対してアレルギーが出た場合は染める手段が一切なくなります。
この状態でご相談をいただくこともあるのですが、できるご提案がないという状況に陥ってしまいます。
\\ジアミンアレルギーでも染められる//
セルフカラーとサロンカラーを併用して欲しい
もちろん市販品は【絶対にダメ】というつもりはありません。
ここでお伝えをしたいことはアレルギーに対して専門的な知識を持った美容室でのヘアカラー と併用をして欲しいということです。
今月はセルフカラー→来月は美容院でカラー→その次はセルフカラーという流れを組んでおくことでリスクを大きく減らす事ができます。
頭皮の状態を拝見したり、お客様からの状況をヒヤリングしていく事で異常があれば専門的な目線からアドバイスができます。
また ひどくなる前に改善のご提案もできるかもしれません。
ご自身だけで行うよりも大きくリスクを減らす事ができます。
セルフカラーではこれだけは守って欲しい
ジアミンアレルギーの方がご自宅でジアミン不使用の白髪染めを行う場合には必ず【適切な頻度】を守るようにしてください。
美容院で染めている場合は一定のペースで染める事ができますが、自宅で行われている方の場合はハイペースで染めてしまう事が多くあります。
1つ確実に言えるのは1ヶ月以内に複数回染めている方は10年以内にアレルギーの発症リスクが高いという事です。
繰り返しますが、ジアミンアレルギーを発症しているのであれば もう後が無い状況です。
市販品にこだわるのではなく、長期的な目線でヘアカラーとの付き合い方を検討してみてください。
【ジアミン不使用の白髪染めは市販である?】使用時はここに注意して まとめ
今回の記事は強い言葉を使っていますが、100%市販品は使わないでほしいという内容ではありません。
市販品をご自身の知識の範囲で使用することに大きなリスクがあると言うこと。
また無理な使い方を使用しているとジアミン不使用のカラー剤に対してもアレルギーを発症するリスクがあるということ。
をお伝えしたい内容の記事でした。
年間で数名の方は長くセルフカラーを続けていて異常が出てからご相談をいただくことがあります。
しかし、この状況ではできる対応がないケースがほとんどです。
反対にジアミンアレルギー発症後であれば、どんな薬剤をどのように使えばいいのかを含めてご提案をさせていただく事ができます。
ジアミンアレルギーの発症時はヘアカラーとの付き合い方を見直すターニングポイントです。
ここで1度、一緒に見直してみませんか?
ジアミンアレルギーになり、染められなくなってしまった方や
ノンジアミンカラー で染めているけれど思い通りにならないと
お悩みの方は是非1度ご相談ください。