こんにちは、SafeBeauの渡邉です。
6月といえば梅雨。毎年この時期になると、髪が広がる、うねる、頭皮がかゆい、ニオイが気になる……といった声を多くいただきます。特に40代以降の大人女性は、白髪染めや年齢による髪質の変化で悩みが増えやすいタイミングでもあります。
今回は、美容師の視点から「6月にやるべき髪と頭皮の湿気対策」をまとめた“完全ガイド”をお届けします。髪の広がりや頭皮のベタつきにお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
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目次
なぜ6月は髪と頭皮の悩みが増えるのか?
梅雨の時期は「高温多湿」が最大の特徴です。この環境が、髪と頭皮の両方に大きな影響を与えます。
髪への影響:湿気で水分バランスが崩れる
ダメージを受けた髪や年齢によって変化した髪は、キューティクルが開きやすくなっています。そこに湿気が入り込むと髪の内部が不均一に膨張し、うねりや広がりの原因に。特に白髪染めを繰り返している方は、髪が空洞化しやすく湿気を吸いやすいため注意が必要です。
頭皮への影響:汗・皮脂・雑菌の繁殖
頭皮は皮脂腺が多く、汗や皮脂が分泌されやすい場所。高温多湿の梅雨時期にはその分泌が活発になり、皮脂が酸化すると加齢臭のようなニオイに。また、頭皮が蒸れた状態が続くと雑菌が繁殖し、かゆみやフケ、炎症などの頭皮トラブルにつながります。
髪の湿気対策|広がり・うねりを防ぐヘアケア
6月は、髪がまとまりにくくなる季節。特に40代以降の髪は水分保持力が低下し、湿気の影響を強く受けやすくなります。
「朝セットしたのに、外に出た瞬間にボワッと広がる」
「うねってしまってヘアスタイルが決まらない」
そんな経験、ありませんか?
これは、年齢による髪質の変化に加え、梅雨特有の“高湿度”が原因。
だからこそ、年齢に合わせた湿気対策がとても大切になります。
ここでは、広がり・うねりを抑えるための具体的な対策を、4つのポイントに分けてご紹介します。
1. “重さ”のあるケアアイテムを選ぶ
40代以降の髪は水分保持力が低下しており、パサつきや広がりやすさが目立ちます。そのため、軽いケアではなく「しっとり重さのある」アイテムが効果的です。
- 洗い流さないトリートメント(オイルタイプ):ドライヤー前に塗布して湿気から髪を守る
- スタイリングオイル:外出前に髪の表面をコーティングし、うねりを防止
- ヘアマスク:週1回の集中補修で内部の空洞化をケア
2. 正しい乾かし方でうねり予防
髪を濡れたまま寝ると、キューティクルが傷みやすく、湿気の影響を強く受けます。
- 夜は必ず根元から完全に乾かすことが基本
- 最後に冷風を当ててキューティクルを引き締めると持ちが良くなります
3. スタイリングで湿気ブロック
- 朝のスタイリングにはストレートアイロンを使用
- 仕上げにキープ力のあるスプレーやオイルを使用
- 持ち歩き用にポータブルアイロンを携帯するのもおすすめです
4. 縮毛矯正という選択肢
毎朝のアイロンが大変、うねりが強い…という方には、6月の縮毛矯正がおすすめです。
- 湿気の多い時期を快適に乗り越えられる
- ダメージと一緒にケアすれば自然な仕上がりに
頭皮の湿気対策|ニオイ・ベタつきを防ぐスカルプケア
髪と違って目に見えにくいのが「頭皮」の不調。
でも実は、梅雨どきの頭皮こそ要注意なんです。
特に6月は、湿気・汗・皮脂が一気に増えることで、
「なんかムズムズする」「頭がベタつく」「ニオイが気になる」など、
不快なサインが現れやすくなります。
これを放っておくと、雑菌の繁殖 → かゆみや炎症 → 抜け毛リスクと、
負の連鎖に進行してしまう可能性も…。
だからこそ、髪と同じくらい、頭皮にも丁寧なケアが必要です。
ここからは、毎日のルーティンに取り入れやすい頭皮ケアを4つご紹介していきます。
1. 汗・皮脂は“ふき取りケア”で清潔に
- 汗をかいたら濡れたタオルやハンカチでやさしく押さえるようにふき取る
- こすらず“押さえる”のがポイント
- ハンディ扇風機などで蒸れを逃がすのも有効
2. 頭皮クレンジングで毛穴スッキリ
- ホホバオイルや専用オイルを乾いた頭皮に塗布してマッサージ
- 皮脂を浮かせてからシャンプーで洗い流す
- 週1〜2回のケアで、ニオイやかゆみが軽減されます
3. アミノ酸系のやさしいシャンプーを使用
- 洗浄力が強すぎるシャンプーは逆に皮脂を過剰分泌させる原因に
- アミノ酸系&植物オイル配合のシャンプーがおすすめ
- 洗う前にはしっかり**予洗い(お湯だけで流す)**を行い、洗浄剤の負担を減らしましょう
4. 洗髪後はすぐ乾かす!
- 濡れたままは雑菌の温床に
- ドライヤーでしっかり乾かす+冷風で仕上げて熱こもりを防止
5秒でできる!忙しい人のための時短ケアアイデア
- 外出前にヘアミスト+スタイリングオイルでサッとブロック
- スティック型ヘアマスカラでアホ毛・前髪の浮き対策
- 頭皮のムレが気になる日は汗ふきシートや冷感スプレーを活用
まとめ|梅雨は「髪」と「頭皮」のダブルケアが鍵
6月は1年の中でも特に「髪も頭皮も不安定」になりやすい季節。髪がまとまらない、頭皮がかゆい・ニオうといったお悩みは、正しい知識と習慣で大きく変えられます。
- 髪は「重さ」「保湿」「コーティング」で湿気ブロック
- 頭皮は「清潔」「やさしさ」「即乾」で健やかに
そして大人女性の髪こそ、季節の変化に敏感です。 「最近髪がまとまらない…」と感じている方は、ぜひ6月のケアを見直してみてください。
SafeBeauでは、髪と頭皮の状態に合わせたカスタムケアのご提案も行っています。 気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね。
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