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Q:ヘアカラーのあとに頭皮にかさぶたができるのはなぜ?どうすれば防げる?
A:薬剤の刺激や乾燥が原因で、ゼロテク施術や頭皮ケアによって予防できます。
ヘアカラー後に「かさぶた」ができる原因
脱色剤・アルカリによる刺激
多くの白髪染めや明るめのカラー剤には、脱色作用のある「アルカリ剤」と「過酸化水素水」が使われています。
この2つの成分はメラニンを壊して髪を明るくしますが、頭皮にとっては強い刺激物。
特に濃度が高い場合、染めた直後は何もなくても、2〜3日後に炎症が悪化し、かさぶたとなるケースがあります。
ゼロテク未実施による直接刺激
薬剤を地肌にベタ塗りする従来の施術では、頭皮に直接薬剤がつくため、刺激・炎症リスクが高まります。
これは特に、市販のセルフカラーや、ゼロテクを意識していないサロンでもよく見られる原因です。
頭皮の乾燥・バリア機能低下
かゆみ・かさぶたの背景には、頭皮の乾燥・荒れも関係しています。
バリア機能が落ちている状態で刺激の強い薬剤を使うと、肌が反応しやすくなります。
かさぶたを防ぐ3つの対策
① ゼロテク施術を徹底する
薬剤を頭皮につけない「ゼロテク」は、アレルギーや炎症を未然に防ぐための最重要ポイントです。
敏感な方ほど、ゼロテクに対応しているサロンを選ぶのが賢明です。
② 脱色剤の強度を見直す
「少しだけ暗め」「ほんのりトーンダウン」にすることで、アルカリ・過酸化水素の濃度を抑えることができます。
美容師に相談すれば、頭皮に優しい薬剤設計に調整してもらえます。
③ ホホバオイル・ローションでの事前保湿
頭皮が乾燥していると、染めたときに刺激を受けやすくなります。
ヘアカラーの前後に、保湿力の高いホホバオイルや頭皮用ローションを使うのが効果的です。
キュレルの頭皮ローションなど、敏感肌用の製品を選ぶとより安心です。
放置するとどうなる?今後染められなくなるリスクも
かさぶたを繰り返すと、頭皮が慢性的に荒れてしまい、
ジアミンアレルギーや脱毛の引き金になる可能性も否定できません。
「いつか治るだろう」と放置せず、できるだけ早く施術方法や薬剤、ケア習慣を見直すことが大切です。
まとめ
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頭皮のかさぶたは、脱色剤の刺激や乾燥が原因
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ゼロテク、薬剤選定、保湿ケアが3大対策
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放置するとカラー継続が難しくなる可能性も
SafeBeauでは、ノンジアミン・ゼロテク・頭皮ケア重視のカラー設計で施術を行っています。
「染めるたびに不安になる…」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
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