目次
結論:ジアミンアレルギーの方でも、純粋なヘナなら染められる
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ジアミンアレルギーがあっても、100%天然成分のヘナカラーなら白髪染めが可能
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ただし、「天然ヘナ」と表記されていてもジアミン入り製品も存在するため注意が必要
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パッチテスト・経過観察・成分確認が安全に使い続けるポイント
ジアミンアレルギーとは?仕組みとリスク
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ジアミンはヘアカラーに含まれる酸化染料(例:パラフェニレンジアミン)
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繰り返しの使用により、免疫が反応しアレルギー症状を引き起こす
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典型的な症状:
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頭皮や顔のかゆみ・赤み・腫れ
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呼吸障害や全身症状(重度)
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※アレルギー反応が出た場合、以後のジアミン使用はNG
ヘナカラーとは?成分と染まり方の基本
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ヘナ=インドや中東で使われる植物「ヘンナ」の葉を粉末にした天然染料
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主成分:**ローソン(Lawsone)**が髪に色を定着させる
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白髪にはオレンジ色〜赤茶系に発色
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トリートメント効果あり(髪のハリ・コシUP)
ヘナだけでは色が明るすぎる?→インディゴとの2ステップが効果的
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インディゴは「ナンバンアイ」という別の植物染料
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単体では青みが強く、ヘナの赤みと組み合わせることで自然なブラウンに
2回染めプロセス:
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ヘナで白髪をオレンジ系に染める
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インディゴで青みを重ねてブラウン化
→ ノンジアミンでも暗めカラーが実現可能
注意:すべてのヘナ製品が安全とは限らない
以下のような**ケミカルヘナ(混合染料)**に注意:
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「染まりをよくするため」としてジアミンが添加されている
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酸化剤や塩基性染料を含んでいる
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「オーガニック」「自然派」と表記していても成分が化学的なものもある
購入・使用前に以下を確認:
✅ 成分表示に「パラフェニレンジアミン」や酸化剤が含まれていないか
✅ 成分が「ヘンナ」「インディゴ」のみであること
✅ 無香料・無添加表記の信頼性をチェック
▼関連記事:オーガニックカラーの真実と安全な選び方
安全に使うための具体的なポイント
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パッチテストを必ず行う(48時間以上)
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染めた後は最低2〜3日経過観察
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肌に違和感が出たらすぐ中止&医師に相談
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使用前の肌コンディションが悪いときは避ける
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月1回以内の頻度が理想的
▼詳細:ヘナのパッチテスト方法
ヘナカラーのメリットまとめ(ジアミン不使用製品に限る)
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ジアミンフリーでアレルギーリスクが低い
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髪のダメージケアと同時に染色できる
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続けるほど髪が健康的に見える
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自宅染めも可能(※自己判断での使用は要注意)
\動画でも解説をしております/
