白髪って目立つところに出てきますよね。
そんなところばかりに限って白髪は生えてきます。
- なぜ生え際やもみあげなど顔まわりに集中して生えてくるのか?
- また染める際にはどのようなことに気をつけて染めていけばいいのか?
この記事ではこの2点を解説していきます。
目次
生え際・もみあげに白髪が集中する理由
白髪が生える理由は明確にこれ!というものはなく様々な要因が重なっていると言われています。
今回はなぜ顔まわりに白髪が集中してしまうのか?という点にフォーカスを置いて解説していきます。
- 血液が行き届きにくい
- カラー剤による影響
- 紫外線による影響
この3つは大きな要因として考えられます。
血液が行き届きにくい
髪の毛に必要な栄養は血液に乗って体の中を行き渡ります。
血液は血管を通して運ばれますが、顔まわりは血管が細いため細部まで行き渡りにくくなります。
また、心臓から一番遠いい部分に位置しているために届きにくいという点も原因の1つです。
頭皮が硬くなることでさらに悪化するのでヘットスパや自宅での頭皮マッサージなどで血流を促進するように心がけましょう。
カラー剤による影響
白髪が多い部分は染まってほしいという想いからしっかりと塗りますよね。
その時に根元からべったりとカラー剤がついてしまうと頭皮が酸化し白髪が増える原因となります。
それをまた染めてと繰り返すことで顔まわりの白髪は増える一方になる負の連鎖が起こります。
白髪染め後は薬剤除去などの適切なケアも必須です。
紫外線による影響
紫外線を浴びることでも白髪は増えます。
特に分け目や前髪部分は日差しに当たりやすく影響を受けやすいと言われています。
日差しの強い日は帽子や日傘などを使用して直射日光を避けるようにしましょう。
他にも眼精疲労・ストレス・不規則な食生活や睡眠などが要因となることもあります。
生え際・もみあげに白髪が集中している方が染める際に気をつけたいこと
実際に顔まわりに白髪が多く出てきて悩まれている方の実例を解説していきます。
染める前の状態
全体の白髪の量はさほど多いわけではありません。
比率で言うと20%ほどでしょうか。
ただ、左側の一部分にみられるように局所的に白髪が多い部分があります。
染める際に気をつけたいこと
白髪の量が均等な方の場合であれば、そのまま同じ薬剤を使用して染めていけば綺麗に染まってくれます。
しかし、今回のお客様のように明らかに白髪の比率が異なる方の場合はそう簡単にはいきません。
白髪が集中した部分に合わせて染めれば、その他の部分は暗く仕上がりますし
白髪が少ない部分に合わせて染めれば、多い部分は明るく仕上がります。
今回お客様のように白髪の比率が場所によって異なる場合は、2つの薬剤を用意して部分ごとに適した薬剤で染めていくことで全体が均一に染まり上がります。
染まり上がりの状態
2種類の白髪染めをそれぞれ適した場所に使用して染めていくことでこのように均一に染め上げることができます。
生え際・もみあげに伸びてきた白髪を目立たなくするためにできる3つの対策
伸びてきた白髪をなるべく目立ちにくくする方法もあります。
- 白髪が目立たない髪型にする
- 1日染めを利用する
- 白髪に馴染む髪色にする
これらをうまく取り入れることで、次に染めるまでの期間をなるべく長く保つことも可能になります。
白髪が目立たない髪型にする
白髪がどこに多くあるかにもよりますが、髪型を工夫して白髪を目立ちにくくすることができます。
分け目に多い方は分けないスタイル
前髪に多い方は分けるor前髪を作る
顔まわりに多い方は前髪を下ろすスタイルで顔まわりを出さないスタイル
白髪が多い場所をうまく髪型で補正することでわかりにくくすることができます。
1日染めを利用する
スタイリング感覚で使用できる1日染めの商品も最近増えてきました。
・ファンデーションタイプ
・マスカラタイプ
・クシタイプ
とそれぞれ異なる形状のものがあります。
使い心地や使いたい場所により異なるので、自分にあったものを探してみてください。
白髪に馴染む髪色にする
白髪を暗く染めrのではなく、黒髪部分を白髪に合わせて明るくすることで白髪となじみ目立ちにくくなります。
ハイライトやローライトを合わせて併用することで効果を高めることもできます。
生え際・もみあげに白髪が多い理由と染める際に気をつけるべきこと まとめ
- 白髪が顔まわりに集中する理由
- 顔まわりに集中した白髪を染める際の注意点
- 白髪を染める周期をなるべく長く保つために
今回の事例では顔まわりに集中した白髪について解説しました。
お客様に携わっていると多くの方が悩みを持たれています。
白髪の特性を理解して染めていれば綺麗に染めることも難しいことではありません。
逆に誤った染め方をすると明るすぎたり暗くなりすぎたりと失敗の元にもなりかねません。
同じような状況でお悩みの方は染める際には仕上がりのイメージをしっかりと伝えておくことをオススメします。
お悩み・ご相談はお気軽にご相談ください。