こんにちは。
埼玉県さいたま市にてジアミンアレルギーの方へのヘアカラーを専門に施術をしている美容室『Safe Beau』です。
この記事ではノンジアミンカラーで髪を明るくすることと白髪を染めることはできるのか?というお悩みにお答えした実例をご紹介していきます。
このようなご相談は非常に多く、近隣のノンジアミンカラー取り扱いのお店に相談したところ『白髪を黒く染めることしかできない』や『明るく染めることはできるけれど白髪を染めることはできない』といった回答をいただくということをよく耳にします。
しかしうまく使いこなすことでノンジアミンカラーでも希望の仕上がりに近づけることは可能です。
現状の仕上がりで妥協したり染めることを諦める前にぜひ一度ご相談くださいね。
目次
結論:ノンジアミンカラーで明るく白髪を染めることはできます。
まずは論より証拠、百聞は一見にしかずということでビフォーアフターをご覧ください。
こんな感じで11レベルの明るさは維持しつつ白く抜けた部分をしっかりと補うことができます。
もちろん黒髪部分も明るく染まってくれます。
Before
染める前の状態はこのような感じでした。
白髪の比率は30%前後
After
お店で考案している染め方であればこのように明る里白髪の染まりを両立することができます。
ノンジアミンカラーは万能なカラー剤ではない
一般的に流通しているカラー剤は明るくすることも白髪を染めることも自由自在に行うことができます。
しかしノンジアミンカラーはそこまで万能とは言えません。
今回のケースを例に挙げれば『明るくすることしか出来ないノンジアミンカラー』と『白髪を染めることしかできないノンジアミンカラー』を使い分けて染めています。
ノンジアミンカラーで染める際は適材適所を理解した上で仕上がりのイメージに合わせて複数のカラー剤を掛け合わせることが重要です。
ブリーチ剤も実はノンジアミンカラー
明るくすることに限って言えばブリーチ剤もノンジアミンカラーのカテゴリーに分類することができます。
ただしノンジアミンカラーの特性上、1度明るくした髪色を黒く戻すことはできません。
ブリーチをする前には今後の髪色の行く末を熟考されることをお勧めします。
ノンジアミンカラーであっても明るくすれば刺激を伴うことも・・・。
ヘアカラーで感じる刺激には次の2つの種類があります。
- ジアミンによるアレルギー反応
- 明るくする成分による接触性皮膚炎
ノンジアミンカラーにはジアミン染料は含まれていないのでアレルギーの方でも安心して使用することができます。
しかし元々肌の弱い方には明るくする成分による刺激を感じられてしまう方もいらっしゃいます。
明るく染められる際にはノンジアミンカラーであっても『薬剤の塗り方』や『頭皮を保護する工程』は怠らないようにしましょう。
色落ちは少し早いかも?
ノンジアミンカラーの性質上、色持ちは1~1.5ヶ月ほどの期間となります。
特にハイトーンカラーの場合は色素量は少なくなるので他のノンジアミンラーと比較しても若干は落ちやすくなります。
ただし全体が明るい分、白髪は馴染むので目立ちにくくなるというメリットもあります。
今回ご紹介させていただいたお客様を例に取ると45日に1度のペースで染めていけば完全に抜けることなく綺麗な状態を維持することができています。
ノンジアミンカラーで11レベルのハイトーンな白髪染めは可能?
冒頭にお伝えしたようにノンジアミンカラーでも明るく白髪を染めることは可能です。
ただし明るくすることにはジアミンアレルギー以外のリスクを伴うこともあるので注意が必要です。
またノンジアミンカラーを取り扱っているお店であっても明るく白髪を染めることができない場合もあるので事前に必ず確認をしておきましょう。
ジアミンアレルギーを発症された方は色々と制約が多いこともありますができないということはありません。
仕上がりにご満足されていない方は是非ご相談くださいね。