頭皮をマッサージすると痛みを感じてしまいます。
痛いのは我慢して続けた方がいいのでしょうか?
結論からお伝えすると痛いと感じていると言うことは何かしらのことがうまく行っていない可能性が考えられます。
頭皮をマッサージする強さなのか、場所なのか、やり方なのか。
どれかのバランスが悪いとマッサージに痛みを感じてしまいます。
痛いまま我慢をしてしまうと頭皮の揉み返しや健康な細胞への負荷をかけてしまうことが考えられます。
そのため痛みを感じない方法でのマッサージに切り替えることを心がけましょう。
ヘッドスパなどの際にも力加減を問われることがあると思いますが気になるようでしたら遠慮なさらずにお伝えしていただいてもいいと思います。
目次
頭皮マッサージと痛みを感じると言うこと
お世話になっている柔道整復師の資格を持たれている接骨院の先生と、マッサージと痛みの関係について話したことがあります。
その際に【痛みを感じる=何かしらの負荷がかかっていること】なのでいいことではないと言うことをおっしゃられておりました。
私自身もこの考えには同意見です。
接骨院という環境なので体にトラブルを抱えている方が多くいらっしゃるようですが、痛い状態では動かすマッサージはされないそうです。
痛みが治ってから痛くない範囲で徐々に動かしていく方法を取られているようです。
これは頭皮に置き換えても同じことが言えます。
マッサージをすることで痛みを感じているときには頭皮に負荷がかかっていることが考えられます。
無理をして継続するよりも痛みを感じない範囲で徐々にほぐしていくことが大切です。
なぜ?頭皮をマッサージすることで痛みを感じてしまうの?
どれか心当たりのあるものがないかを考えてみてください。
頭皮をマッサージすることで感じる痛みは次のような原因が考えられます。
- マッサージする力が強い
- 頭皮が凝り固まっている
- マッサージしている場所が不正確
- やり方に誤りがある
順番に解説をしていきます。
マッサージする力が強い
頭皮をマッサージする際に強く押すほど、強く引き上げれるほど効果はあると考えられておりますがそれは誤った認識です。
頭皮マッサージに力はさほど必要ありません。
頭皮を掴んで動かす、もしくは引き上げることが重要ですので、力を込めてグイグイ行うとかえってマイナスの効果につながる可能性も考えられます。
頭皮が凝り固まっている
頭皮が張っている、凝っている場合には動く範囲が狭くなります。
この状態で無理に動かそうとすれば頭皮に痛みが発生します。
凝り固まった頭皮は無理に動かすのではなく、動く範囲でゆっくりと動かして徐々に可動域を広げていくことが有効です。
マッサージしている場所が不正確
頭皮には数多くのツボが存在します。
マッサージの際の圧をかける場所や引き上げる方向を間違えると意図しないツボを刺激してしまい痛みを感じてしまう可能性があります。
ご自宅で行うときは強さに配慮をしながら、コメカミの辺りを頭頂部に向かって引き上げるようなマッサージを心がけておくと痛みを感じることはないと思います。
やり方に誤りがある
これらに配慮をしても痛みを感じてしまうという方は、やり方そのものに誤りがある可能性が考えられます。
頭皮に傷や打撲などがある
乾いた状態で行っていて指が引っかかっている
髪の毛が絡まってしまっていてつっている
爪を立てて行っている
など
上記のような状態にある場合には頭皮マッサージが適切に行えていても痛みを感じる可能性は考えられます。
気になる方は見直してみてください。
頭皮マッサージの際に痛みを感じにくくするポイント
頭皮マッサージを行う際には頭皮ケアアイテムを使用して行うことをお勧めします。
具体的にはオイルやクリームがお勧めです。
これらを使用することで次のようなメリットがあります。
- 頭皮が柔らかくなりほぐれやすくなる
- マッサージの際に滑りが良くなる
- 髪の毛の指通りが良くなりつれにくくなる
入浴前の乾いた状態の頭皮にオイルやクリームを塗布し、湯船に浸かりながらマッサージを行うと効果的です。
オイルやクリームの効果で柔軟性が高まり、浴室内の多湿高温の環境が浸透を促進させてくれます。
そのままの状態で行うよりもマッサージがしやすく、痛みも感じにくくなります。
湯船の中に好みのアロマオイルなどを垂らしておくとリラックス効果も高まりますね。
【頭皮をマッサージすると痛みを感じる】我慢しても続けた方がいいの?まとめ
頭皮マッサージをしている際に痛みを感じるということはいい状態ではありません。
痛みの原因は様々考えられますが、原因に合わせて痛みが出ないように対策を取る必要があります。
またマッサージに適したアイテムを取り入れることで、効果が高まるだけでなく頭皮マッサージの操作性が高まり痛みを感じにくくなります。
頭皮マッサージを行う上でお悩みをお持ちの方は是非ご相談ください。