少し前にジアミンアレルギー を発症後、ノンジアミンカラーに切り替えて染めていました。
仕上がりに不満はないのですが、そこの美容院では白髪を染めることはできないと言われています。
美容師さんには白髪は気にするほどではないと言われていますが、個人的には気になっていて可能であれば染めたいと思っています。
ノンジアミンカラーで白髪を染めることはできないという意見はよく見かけますが、全くそんなことはありません。
ノンジアミンカラーでも明るく染めることも出来れば、白髪を染めることもできます!
肌の調子や薬剤との相性で特定のカラー剤が使えない場合には『できないこと』がある場合もあります。
しかし、基本的には一般的なカラーでできることはノンジアミンカラーでも行うことが可能です。
今回はジアミンアレルギーの方がノンジアミンカラーで初めて白髪染めを行う実例をご紹介していきます。
目次
【ノンジアミンカラー でピンクブラウン】染める前の状態
まずは染める前の状態を確認していきます。
前回までの履歴は次のとおりです。
- 前回のカラーから1ヶ月半が経過
- 1年ほど前にジアミンアレルギーを発症
- ノンジアミンカラー に切り替えてからは白髪染めは使用していない
ジアミンアレルギーの発症前は白髪染めを行っていたそうですが、ノンジアミンカラー に切り替えて以降はおしゃれ染めを行っていたそうです。
白髪染めをするべきか否かは明確なタイミングがある訳ではありません。
お客様目線で気になるのであれば染めるべきですし、気にならないのであれば活かして残すこともできます。
上記を基準に考えれば今回は気になっているので染めるタイミングだとお伝えをさせていただきました。
【ノンジアミンカラー でピンクブラウン】白髪を染めることはできる?
お客様からの今回の要望は3つです。
- 極端に暗すぎるのは嫌だ
- 白髪は染まってくれると嬉しい
- ピンク系の色合いに仕上げたい
これらを基準にノンジアミンカラー で染め上げるプロセスを設定していきます。
極端に暗すぎるのは嫌だ
白髪染めといっても暗い仕上がりだけではありません。最近では明るめに仕上げていく白髪染めも増えてきています。
これはノンジアミンカラーでも例外ではありません。
脱色作用のあるノンジアミンカラーと組み合わせることで白髪を染めながら明るさを保つこともできます。
白髪は染まってくれると嬉しい
明るい白髪染め=色素が薄い(染まりが甘い)ということになります。
明るさを優先するのか、白髪の染まる範囲での明るさを優先するのか。この辺りは事前に決めておく必要があります。
今回は白髪が染まる範囲で、なるべく明るさを保った仕上がりを作っていきます。
ピンク系の色合いに仕上げたい
白髪染めといってもある程度の範囲では色合いを調整する事ができます。
おしゃれ染めに比べると白髪を染めるための色素(ブラウン)がベースになるのではっきりとした色を表現することは難しいです。
その中でニュアンスで色を表現することはできますので、ご希望があれば事前に伝えておきましょう。
ノンジアミンカラーの場合は寒色系の色合いはやや苦手で、暖色系の色合いは得意という性質を持っています。
\\ジアミンアレルギーでも染められる//
【ノンジアミンカラー でピンクブラウン】仕上がりの状態
明るさ、白い部分のカバー、色合いとイメージ通りに仕上げることができたと思います。
施術前の段階では初めて行う白髪染めにご不安を感じられておりました。
ただ仕上がりを見ていただくと覚悟していたような仕上がりではなくて、とてもいい感じ!とお喜びいただけていました。
ご納得をいただける仕上がりが作れてよかったです。
【ノンジアミンカラー でピンクブラウン】染める前の状態
ジアミンアレルギーに悩まれている方はさまざまなことを諦めているケースが多いように感じます。
明るくすることや白い髪の毛を染めること、カラーを楽しむことなど何もかもが制限される訳ではありません。
制限されていることは【ジアミンを使うこと】であってそれ以外のことは普通通りでも問題はありません。
できないと初めから諦めるのではなく、できることとできないことを明確にして
できる範囲で楽しんでいただければと思っております。
そのお手伝いはいくらでもできますのでお悩みの方は是非ご相談ください!
ジアミンアレルギーになり、染められなくなってしまった方や
ノンジアミンカラー で染めているけれど思い通りにならないと
お悩みの方は是非1度ご相談ください。