ご相談がありまして・・・。
少し先に面接があるのでノンジアミンカラーで暗めの落ち着いたブラウンカラーに染めることはできますか?
今回は顧客のお客さまのご紹介です。
ジアミンアレルギーを発症後、通ってくださっている大学生のお客様です。
ノンジアミンカラーのおしゃれ染めでも暗く仕上げることは可能です!
暗すぎず、明るすぎない印象に仕上がるように染めていきましょう。
前回はノンジアミンカラーのおしゃれ染めを使ってピンク系の色合いに染め上げていましたが、今回は面接仕様に落ち着いたブラウンカラーにイメージチェンジです。
- ノンジアミンカラーで暗めに染めると真っ黒になってしまうのではないか?
- 次に明るくする際にリカバリーができないのではないか?
とご不安に感じられている方も多くいらっしゃいますが、ご安心ください。
黒すぎない暗い色に仕上げることもできますし、染め方に配慮をすれば後に明るく戻すことも可能です。
予定がわかっているのであれば少し先を見越して染めていけば、要望に合わせて調整をすることは十分にできます。
若い世代の方でジアミンアレルギーにお悩みの方は今回の実例は参考になるのではないでしょうか。
ぜひご一読ください。
目次
【ノンジアミンカラーでおしゃれ染め】染める前の状態
まずは染める前の状態を確認していきます。
前回の履歴は下記の通りです。
- ここ数回はピンク系の色素を重ねている
- 暗くする予定がわかっていてので脱色は最小限に抑えていた
- ホームケアでピンク系のカラーシャンプーを使用している
暗くする予定がある場合には脱色は最小限にとどめるようにしています。
ジアミンを使用したカラーであればいいのですが、ノンジアミンカラーの場合は暗くすることはやや難易度が高くなります。
そのため、必要以上に明るくすることはせずに色合いをコントロールしてヘアカラーを楽しむご提案をさせていただいておりました。
【ノンジアミンカラーでおしゃれ染め】少し先の未来を見据えたプランニング
さて、今回は就活の面接に向けて暗く補正をしていきます。
ここで重要視するのは下記の2点です。
- どのくらいの期間、暗くしておく必要があるのか。
- 就活明けにどのようなプランを抱かれているのか。
ただ暗くすることは簡単にできます。そうではなく、その先にあるものをイメージしてヘアカラーのご提案は必要になっていきます。
どのくらいの期間、暗くしておく必要があるのか。
今回の面接はほぼ内定の見通しだ立った状態での最終面談だそうです。
そのため直近、1ヶ月程度暗さが持続すればOKということでした。
ここで必要以上に髪の中に色素を残してしまうと
- 明るくするまでに時間がかかる
- 明るくするためにヘアダメージが発生する
といった問題が発生します。
反対に1ヶ月後に明るくなることを想像していれば、1ヶ月半ほど持続するイメージで染めていく事ができます。
ノンジアミンカラーの種類によっては全く色落ちしないといったものもあるので、少し先を見据えたご提案は非常に重要なものだと思います。
就活明けにどのようなプランを抱かれているのか。
就職明けには元の色合いに戻して、春までは髪色を楽しみたいという構想を抱かれております。
就活に適したということなのでピンク感が強いのはナンセンスだと思います。
この時にピンクを完全に落とすのか、ピンクをブラウンで潰すのかという選択ができます。
ピンクを落としてしまうとここまで積み重ねてきた色合いが消されてしまいます。
反対にブラウンで潰しておけば視覚的にはピンク感は感じなくなるものの、髪の中にはピンクの色合いが残ります。
就活明けにブラウンが落ちてくれれば、またピンク系のカラーへの移行がスムーズになります。
今回は後者の選択をとって染めていくことをご提案させていただきました。
\\ジアミンアレルギーでも染められる//
【ノンジアミンカラーでおしゃれ染め】仕上がりの状態
仕上がりです。SafeBeauではノンジアミンカラーと髪質改善を同時進行に行うので新規ダメージの予防と髪の状態の向上の効果に期待が持てます。
お客さま自身も感じていたように通っていただければ髪の状態は良くなっていきます。
色合いもとても気に入っていただけました。
学生らしいヘアカラーから大人女性のヘアカラーに綺麗にシフトしてくれていると思います。
就活カラーは不自然な髪色に仕上がってテンションが落ちてしまうというお声をいただきますが、今回の仕上がり程度であればそんな不快感も感じないと思います。
もちろん、次回のカラーではイメージに合わせて最小限のダメージで明るく補正をしていくことも十分に可能です。
【ノンジアミンカラーでおしゃれ染め】大学生の就活カラーを考える
今回はノンジアミンカラーのおしゃれ染めを活用した就活カラーについてまとめてみました。
染める前と染めた後を比較しても綺麗に染まりあがってくれていると思います。
ノンジアミンカラーでもここまで綺麗に染める事ができます。
もちろん無事に面接がクリアできれば元の髪色を目指して染め直していくことは十分に可能な状態です。
これはノンジアミンカラーに限ったことではありませんが、ヘアカラーにおいて少し先の未来を考えておくことは重要です。
そこから逆算をしておくことで今に必要な仕上がりとプロセスを導き出す事ができます。
今回のお客様もご来店初期には染めることにおいてほぼ諦めている状態でした。
それでもここまでヘアカラーを楽しむ事ができています。
ジアミンアレルギーの課題があっても染めることは十分に可能です。
お悩みの方はぜひ1度ご相談ください。
ジアミンアレルギーになり、染められなくなってしまった方や
ノンジアミンカラー で染めているけれど思い通りにならないと
お悩みの方は是非1度ご相談ください。