解説

白髪を染めた後にヘットスパを【必ず】やるべき3つの理由を解説

白髪染めを行うことで髪はもちろん頭皮もダメージを受けます。

頭皮がダメージを受けると抜け毛や薄毛、白髪の増加など様々なヘアトラブルを引き起こします。

多くの方はトリートメントなど髪のダメージケアは行うものの、カラー後の頭皮ケアはほとんど意識されていません。

白髪染め後の頭皮ケアとして有効なものの1つがヘットスパです。

この記事ではなぜヘットスパが有効なのか?どんな効果を期待することができるのかを解説していきます。

目次

白髪染めがもたらす頭皮への悪影響

何も対策をせずに白髪染めを続けていくと次のようなヘアトラブルを引き起こします。

  • 抜け毛の増加
  • 髪の密度が下がり頭皮の露出
  • 白髪の増加

しかしお客様にお伝えすると次のようなご意見をいただきます。

お客様
お客様
髪が痛むことは理解していたけれど、白髪染めで頭皮が痛むとは知らなかった・・・。

染めた直後の手触りなどでダメージの認識はしやすいものの、頭皮への負担は実感を得られにくいことが理由だと思われます。

美容師
美容師

1番怖いのは頭皮へのダメージによる影響は“今”ではなく“10〜20年後”に起こるということです。

そしてその時に改善しようとしても効果を実感するまでには長い月日が必要となります。

だからこそ負担の少ない白髪染めと頭皮ダメージケアとしてのヘットスパを継続しながらヘアカラーと付き合っていく必要があります。

\\頭皮のへの負担を最小限に染める//

白髪染め後の頭皮の状態とは?

白髪染め後の頭皮は次のような状態です。

    • 薬剤が頭皮に残留している
    • 頭皮が酸化(老化)している
    • バリア機能が低下している

カラー剤はシャンプーだけでは落ちきれないことも

白髪染めは頭皮に近い部分から塗布することが一般的です。

そのため頭皮に残りやすくシャンプーでは落ち切れていないというケースも多くあります。

お客様
お客様
 家に帰って洗ったら頭皮にぬめりが残っていた

このようなご相談は多くあり、アレルギーのリスクの増加なども伴うので非常に危険な状態です。

頭皮が老化するの?

白髪染めの2剤の主成分は酸化剤です。

人は酸化することで老化していくと言われています。

美容師
美容師
よく聞くアンチエイジングは抗酸化という意味があり、酸化を防止することで老化を食い止める役割を果たします。

つまり白髪染めをする度に少しずつ頭皮は老化し、機能は衰えていきます。

バリア機能の低下

頭皮への負担を最小限に抑えるために頭皮の表面には皮脂でできたバリア機能が備わっています。

白髪染めの負担を和らげるためにバリア機能が働きますが、その際にほとんどのものが減少してしまいます。

そのままの状態で過ごしていると頭皮の乾燥や紫外線からの負担など日常生活の中で頭皮のダメージは進行していきます。

ヘットスパが頭皮ケアに最適な理由

白髪染めの後にヘットスパを行うことでここまで解説した3つのトラブルを改善することができます。

残留薬剤の除去

頭皮をクレンジングすることで頭皮に残る残留薬剤を浮かせる効果が期待できます。

その後にシャンプーを行うことで落ちにくい白髪染めもしっかりと落とすことができます。

抗酸化効果

ヘットスパには頭皮の抗酸化効果が期待できます。酸化している頭皮を改善することで頭皮の機能低下を抑制できます。

また抗炎症効果が働くことでカラー後の痒みの予防にもつながります。

バリア機能の改善

ヘットスパに使用されるホホバオイルやスクワランオイルは人が持つ皮脂に最も近い天然のオイルとも言われています。

白髪染め後に低下した皮脂を補うことですぐに擬似的なバリア機能が効果を発揮し日常の中でのダメージから頭皮を守る役割が働きます。

白髪を染める以上は頭皮への負担は避けられません。

美容師
美容師

大切なことは負担をうけた頭皮をいかに早くケアをするかということです。

カラー後にヘアケアをするように頭皮ケアも入念に行うように意識を傾けてみてください。

白髪染め後にはヘットスパがマストだと思う

ここまで解説してきたように白髪染めを長く続けたい方、将来健康な髪を残したい方は白髪染め後にはヘットスパがとても有効だと思います。

Torarでは全てのメニューにヘットスパを組み込むことでお客様の大切な頭皮と髪をお守りしています。

近年では頭皮トラブルだけではなく、ヘアカラーアレルギーなどの相談件数も増えてきています。

長く白髪染めを続けるためにも“今”の白髪染めへの取り組みも見直してみましょう。