アルカリカラーによるアレルギーがメディアに取り上げられるようになりジアミンが配合されている白髪染めを避ける方も増えてきました。
また人生100年時代ということもあり若く健康な頭皮や髪を保つことは多くの女性の憧れではないでしょうか?
そのためには頭皮にも髪にも負担をかけずに白髪を染めることができるヘナという選択は素晴らしいものだと思っております。
そこで今回は実際に美容院で実際にヘナを扱っている私がヘナを使用するメリットとデメリットをまとめました。
ヘナのいいところばかりでなく、悪いところも理解して使用していただきたいので細かく解説をしていきます。
ヘナに興味のある方は是非ご覧ください。
目次
ヘナで白髪を染めるメリット
ヘナで白髪を染めていくことで得られるメリットは次の通りです。
- 肌や髪に負担をかけずに白髪を染めることができる
- 髪を健康な状態に近づけることができる
- 施術中のストレスがない
- 環境にやさしい
順番に解説をしていきます。
肌や髪に負担をかけずに白髪を染めることができる
アルカリカラーを使用した白髪染めは髪や頭皮に負担をかけてしまいます。
以下はアルカリカラーに含まれる成分の一部です。
- ジアミン(アレルギーを引き起こす恐れがある)
- 過酸化水素水(頭皮を老化させる)
- アルカリ剤(髪にダメージを引き起こす)
これらの全てはヘナは含んでおりません。
髪にはもちろん頭皮にも負担をかけることがなく白髪を染めていくことができることは大きなメリットであると言えます。
髪を健康な状態に近づけることができる
アルカリカラーやパーマなどの施術を行うことで髪の毛の中の栄養が流れ出てしまいスカスカな状態になります。
また年齢を重ねると髪の密度が低下しハリやボリュームは失われていきます。
しかしヘナで染めることで髪の密度はアップし健康な状態に近づけることができます。
いつもの白髪染めをヘナに置き換えることでダメージの進行をストップさせることができるだけでなく、ダメージの補修を行うこともできます。
トリートメントの効果を感じられない方にはおすすめです。
施術中のストレスがない
アルカリカラーをされている方は次のようなストレスを感じられるそうです。
- 刺激がある
- ツンとする匂い
- ダメージへの不安を感じている
ヘナはこれらの3大ストレスを全て解消しています。
物理的な不安も精神的な不安も取り除くことで白髪を染めることに対する負担を軽減することができます。
環境にやさしい
化学成分を使用していないヘナは人に優しいとともに地球環境にも優しくできています。
自然からいただいた恵みをそのまま自然に返すことで環境汚染を防ぐことができます。
これらのようにヘナには数多くのメリットがあります。そのメリットに比例してデメリットもあるのでこちらも解説をしていきます。
ヘナで白髪を染めるデメリット
ヘナで白髪を染めていくことで得られるメリットは次の通りです。
- アルカリカラーと比較して手間がかかる
- 色の種類が2種類しかない
- 葉っぱの香りがする
- 100%安全というわけではない
順番に解説をしていきます。
\\SafeBeauのヘナ染めってどんなものなの?//
アルカリカラーと比較して手間がかかる
ヘナで白髪を染める場合は2度染めが基本です。
2度染めとは2回に分けて染める技法で1度目にオレンジで2度目にブルーで染めていきます。
このように染めることで白髪をしっかりとブラウン系の色に染めることができます。
アルカリカラーの場合は1時間半ほどで染めることができるのに対して、ヘナ2度染めは2時間半ほどの時間がかかってしまいます。
それでもお客様からは忙しい日常から解放されてゆっくりストレスなく過ごすことができると好評をいただいております。
色の種類が2種類しかない
ヘナにはオレンジ色とブルーのたった2色しか存在しません。
この2つを組み合わせることでブラウン〜ダークブラウンに仕上げることができますが、アルカリカラーのようにたくさんの種類から選ぶことができません。
様々な色を楽しみたい方にはヘナは向きません。
反対にヘナが作り出す色は人それぞれの髪質や色素によって左右されるためオートクチュールな仕上がりとも言われております。
人工的な不自然な色素ではなく、天然の色素が作り出す髪色は不思議とその人にすっとなじむような仕上がりを作り出してくれます。
葉っぱの香りがする
アルカリカラーのようにツンとした匂いはないもののお茶っぱのような独特な匂いがするのがヘナです。
ごく稀に匂いに抵抗がある方や数日間髪に残ることを嫌われる方もいらっしゃいます。
100%安全というわけではない
アルカリカラーと比較するとはるかに負担は少ないことは事実です。
しかし誰にでも100%安全に使用ができるというわけではないということは忘れてはいけません。
特に肌の弱い方や過去にヘナでかぶれた経験のある方は要注意が必要です。
ヘナを使用する前に不安を感じられている方はパッチテスト(アレルギーテスト)の実施を推奨しております。
パッチテストを行うことで染める前にかぶれやアレルギーの反応が起こるかどうかを確認することができます。
メリットとデメリットから見るヘナで白髪を染めるということ
白髪染めを行なっている方の中で『私は一生白髪を染め続けることができる』と胸を張って言える人がどのくらいいるのでしょうか?
アルカリカラーを使い続けることで髪質の変化や肌質の変化を感じられている方も少なくはないはずです。
最近、抜け毛が増えたことや白髪が増えたことは本当に老化が原因でしょうか?
白髪染めを長期間繰り返すことで抜け毛や白髪は増え頭皮はボロボロになります。
そうなってからでは残念ながら解消する方法はありません。
ヘナで染めたお客様の実例
実際にSafeBeauでジアミンアレルギーに悩まれているお客様がヘナを行った実例をいくつかご紹介していきます。[/chat]
ケース:1 ヘナを使用して白髪を黒に近い色で染めた実例です。
ヘナでも通常のカラーの仕上がりに近いに白髪染めを行うことは可能です。
ケース:2 ヘナで白髪をしっかりと染める実例です。
ヘナとインディゴを活用して2度染めをうまく使うことで白髪をしっかりと染めることができます。
ケース:3 白髪が部分的に集中している方の実例です。
ヘナで染めることでおしゃれなハイライトのような仕上がりを作ることができます。
このようにヘナであっても通常のカラーに近い仕上がりを実現することは十分に可能です。
染めることを諦める必要はありません。
ヘナをうまく活用してヘアカラーを行うことで髪の毛と頭皮の健康を保ったまま、白髪染めを行うことができます。
ヘナでの白髪染めに向く人 メリット・デメリット まとめ
- 自然なものを使用したい
- 白髪の量が多い
- ジアミンに対してアレルギーがある
- アルカリカラーを使用すると痒くなる
- 長期的に付き合える白髪染めを探している
ヘナでの白髪染めに向いてる方は次のような方です。このような方はヘナとの相性がいいと思います。
白髪染めをしていることで不安を感じている方はぜひヘナでの白髪染めも検討してみてください。