私はヘアカラーのアレルギーがあります。
担当の美容師さんに相談したところカラートリートメントならアレルギーでも使えるとのことで〇〇という商品を2年ほど愛用をしております。
初めは何事もなく染める事ができていましたが、最近になり痒みやかぶれの症状が起こるようになりました。ジアミンは使用していません。
原因はなんでしょうか?
実は同じようにお悩みをお持ちの方は非常に多くいらっしゃいます。
多くの方の認識の中ではヘアカラーのアレルギー=ジアミンによるものだと考えられております。
しかし、それは誤った認識です。
色素を使用して白髪を染める以上は どの薬剤であってもアレルギー反応が起こる可能性は十分にあり得ます。
例えば安全とされているヘナやマニキュアなどが原因でアレルギー反応が起こっているケースも確認しております。
だからこそ、ヘアカラーによるアレルギーを自覚された場合された場合には 髪を染めることとの付き合い方に慎重になる必要があります。
ジアミンを使用せずに染める事ができる染料はたった4種類です。
もし、どの染料に対してもアレルギー反応が起これば 今後は一切のヘアカラーを行う事ができなくなります。
そうなる前に正しく髪を染めるということを理解して向き合っていく事がとても重要だと考えております。
目次
カラートリートメントで白髪染めでもアレルギーになる?
結論から申し上げますとカラートリートメントによるアレルギーも存在します。
そして結構な割合で悩まれている方がいらっしゃいます。
ジアミンによるアレルギーを発症された後に代替えとして提案される事が多いノンジアミンカラー がカラートリートメントです。
カラートリートメントはジアミンアレルギーの方はジアミン不使用の薬剤のため使用する事ができます。
ただし、カラートリートメントに含まれる塩基性染料やHC染料からもアレルギー反応が起こる可能性もあるということを理解しておく必要があります。
カラートリートメントも誤った認識で、誤った使い方をしているとアレルギーのリスクは高くなります。
今後も長い期間にわたり、髪を染めることを考えられているのであれば良い付き合い方ができるように取り組みましょう。
【カラートリートメントで白髪染めでもアレルギーになる?】正しい認識で正しい付き合い方を
ジアミンアレルギーのリスクがなく、安全性の高いカラートリートメントですが誤った方法で使い続ければ早いタイミングで【カラートリートメントによるアレルギー】を引き起こす可能性があります。
正しい認識で正しい使い方をする事がアレルギーリスクを軽減させる唯一の手段だと考えております。
カラートリートメントを使用される際は次の点に注意しましょう。
- 染める際は頭皮を保護する
- 染める時間を守る
- 染める頻度を守る
順番に解説をしていきます。
染める際は頭皮を保護する
ヘアカラーを行う際には頭皮の保護は必須です。
染まりに影響がなく頭皮を保護できるオイルを活用して頭皮に油の膜を作るようにしましょう。
原液のホホバオイルは染まりに影響が少なく頭皮のバリア機能を高めてくれるのでおすすめです。
染める頻度を守る
カラートリートメントユーザーの方で多いのが1ヶ月の中で複数回染めているという事です。
確かに説明書きには毎日しようと書いてあるものも見受けられますが、これは非常に危険な行為で早いタイミングでアレルギーを発症する可能性が高くなります。
基本的には1回1回に30分前後の時間をおいてしっかりと染めます。
1ヶ月の間に1回が原則で、どうしてもという場合には1ヶ月に2回までが限度だと思います。
【1日5分、シャンプーの後に毎日使えばしっかり染まる♪】を信用してはいけません。
染めた後はしっかりと薬剤を落とす
カラートリートメントは性質上、薬剤の粘性が高く頭皮に残りやすくございます。
当たり前ですが染めた後に頭皮に薬剤が残っていると大きな負担となります。
すすぐ時にしっかりと落とすことを意識することやシャンプーを2回に分けて行うなど洗い残しがないように工夫をしてみましょう。
また美容院で染めた後に残留感を感じられるのであれば 帰宅後に改めてシャンプーを行うことをお勧めいたします。
【カラートリートメントで白髪染めでもアレルギーになる?】日々の頭皮ケアも大切
頭皮の脂分を適切に保つこと、頭皮の保水を日々行うことは基本的なケアとして意識していきましょう。
また使用するシャンプーはヘアカラーの色落ちを緩やかにするものを選んで 染める間隔を長く保てるような対策も効果的です。
保脂・保湿・優しい洗浄力を主軸に頭皮ケアアイテムを選んでみてください。
【カラートリートメントで白髪染めでもアレルギーになる?】まとめ
ジアミンアレルギーの方でも安心して使用をする事ができるカラートリートメントですが、こちらもアレルギーのリスクがあるということはご理解ください。
長く使用を続けていくとジアミンカラーと同様にアレルギー症状が起こる可能性は0ではありません。
それを防ぐためにも無理をせずに使用をしていくことや頭皮ケアをしっかりと行い、バリア機能を高めておくなどが有効です。
またカラートリートメントがノンジアミンだからと安心し切らずに使用後は頭皮の状態など経過観察を続けて異常の有無を把握するようにしてください。
異常がある場合には使用することをやめて その他のノンジアミンカラー に切り替えるようにしましょう。
ジアミンアレルギーになり、染められなくなってしまった方や
ノンジアミンカラー で染めているけれど思い通りにならないと
お悩みの方は是非1度ご相談ください。