こんにちは 頭皮に優しい白髪染めを提案しております Safe Beauです。
頭皮や髪にとって負担の少ない安全なヘアカラーで施術を行いたい方には『ヘナカラー』をご提案しております。
ヘナカラーとは植物を乾燥させ粉末に。
それをお湯で割ったものをカラー剤として使用していきます。
古くはエジプト時代にクレオパトラも愛用していたと言われるほど歴史の深いものです。
植物からできているヘナは科学的な染料を一切含んでおりません。
そのため、刺激がないことはもちろんジアミンアレルギーのリスクもなくヘアカラーを楽しんでいただくことができます。
目次
頭皮に負担のかからないハナヘナカラーで施術をしたいです。
前回ご新規でいらしてくださったお客様のお話です。
かなり熱心な方で頭皮に負担のかからないヘアカラーの方法を調べている方で色々調べた結果『ハナヘナ』が良い!という答えにたどり着いてくれたそうです。
というのも、お客様は長い期間通常のヘアカラーを続けてきたことで2つの変化を感じられたそうです。
1つ目は髪質の変化
昔よりも髪が細くなり、ダメージにもお悩みです。
もともと絡まりやすく、ダメージを受けやすい髪質でしたが、ここ最近さらに悪化した?という印象を受けているようです。
2つ目は頭皮の変化
もともと刺激などは一切感じていなかったそうですが、ここ最近はピリピリ、ヒリヒリと感じるようになったそうです。
ジアミンアレルギーなどは発症していないものの、まだお若いお客様なのでヘアカラーを継続していく期間は長いです。
こんな状態であと50年以上染め続けていくことはできるのか?
と考えた時に手遅れになる前に対策を打ちたいと通常のヘアカラーをやめる決断をされたそうです。
そこでハナヘナを選択
デザイン性よりも安全性を優先した結果、1番優れているものといえばヘナですね。
色々調べる中でヘナの中でもハナヘナが良さそうとたどり着いたそうです。
世の中にはヘナといっても数百種類以上存在しています。
その中でも100%天然のヘナってごく一部なんです。
その全てを試したわけではないですが、安心安全を求めるのであれば手選別で衛生管理の行き届いた純度100%のハナヘナがオススメです。
当サロンで使用しているものもこちらになります。
ハナヘナで染める前の状態の確認
前回のハナヘナカラーは4月に行なっております。
6月ごろに自宅でもハナヘナで染めているそうです。
本来であれば、頭皮や髪のことを気にするのであればカラーを一切せずにやめれば済む話ですが、ちらほらと見える白髪を気にされているようです。
ヘナで染め続けているのはこのためです。
白髪の量は全体の5%程度です。
ただ、分け目や目立つ部分に生えているので厄介です。
通常のカラーをやめてハナヘナに切り替えていくということ
黒髪の状態で初めからヘナを行なっている方は問題ないですが、今回のお客様のように途中で切り替えた場合は根元と毛先で明るさの境目ができてしまいます。
今回のお客様の場合は自然な色に戻していきたいということなので、根元はあえて染めずに毛先の明るい部分は徐々に切り整えていく予定です。
明るくされたい方への施術ももちろん可能です。
ホイルを使って部分的に明るくしたり、脱色剤を使って明るい状態を作った上でヘナで染めていく方法もあります。
それぞれのお客様の考え方や仕上がりのイメージに合わせて施術していきますので、1人1人に合わせて対応しております。
ご安心してご相談ください。
ハナヘナによるヘアカラー施術スタート
それでは準備が整ったので、早速染めていきましょう。
まずは髪を濡らしていきます。
ハナヘナで染めていく際は濡れている状態、乾いた状態とそれぞれ変わることがあります。
今回のケースでは濡れた状態から染めていきます。
ハナヘナを塗る!
ハナヘナを行う上で重要な点がヘナを熟成させることです。
色の発色や染まりの効果を最大限発揮させるために前日(24時間前)に練っておき、そのまま一晩寝かせてあります。
この赤茶っぽい熟成ヘナが一番効果的です。
ヘナは頭皮からたっぷりと塗っていきます。
髪を染める効果の他にも頭皮の汚れを吸着して落とす効果やダメージ補修効果もあります。
髪を染めながら、頭皮洗浄、トリートメント効果と一石三鳥の特典付きです。
ラップをかけて保湿、保温した状態で40分ほど時間を置いていきます。
通常のカラーよりもやや長めの時間設定です。
時間が経過したところで一度流していきます。
白髪の部分がオレンジ色に染まった状態です。
このオレンジに染まった状態でもOKな方はこのまま仕上げに移ります。
白髪部分がオレンジなのはちょっと、、、。という方の場合は、もう1度上から染めていきます。
ハナヘナ2度染め
上から重ねて染めていくものは『インディゴ』という植物性のカラー剤です。
ヘナと同じく安心安全なものですが、植物にアレルギーのごく一部の方に限りアレルギー反応が出る可能性があるので注意が必要です。
上記のこともあるので、インディゴの前にのみ保護オイルで頭皮のケアを行います。
また、塗る際もヘナとは違い頭皮からは離して塗っていきます。
1度目のヘナは白髪を染める効果
2度目のインディゴはオレンジを打ち消す効果
それぞれ役割が違います。
インディゴも同様にラップをかけて保湿、保温した状態で25分ほど時間を置いていきます。
ヘナよりもやや短めです。
塗った直後はフレッシュなグリーンだったものが、時間を置くことで深みのあるグリーンに変化していきます。
この状態を確認したら流していきます。
インディゴは水分と混ざり合うことで発色が進み、より綺麗に色が出てくれるので時間をかけて水となじませていきます。
あとは丁寧に流して、シャンプーとトリートメントで仕上げれば完成です。
ハナヘナで染めた後の仕上がり
ハナヘナの補修効果で髪にハリコシが出たことにより髪の毛1本1本のふんわり感がアップしました。
※カットでの調整も行なっております。
気になっていた白髪の部分もしっかり染まりましたね。
ヘナには明るくなる効果はないので根元の部分の黒い部分はそのまま残ります。
(脱色剤と合わせることで明るく繋げることも可能です。)
お客様の感想はヘナに切り替えてから、刺激や頭皮の異常は感じなくなったそうです。
髪の変化に関してはヘナを繰り返している根元〜中間までは良い変化を実感されています。
毛先部分に関してはまだダメージも気にされております。
ただ、継続していくことでヘナで染めている範囲が伸び、毛先のダメージ部分はなくなっていくので将来的には髪質に関しても満足していただけると思います。
それまで楽しみに続けていきましょう!
ヘナカラーをご体感されたい方はお気軽にご相談ください!