最近、次のようなご相談をよくいただきます。
- 『ヘアカラーのアレルギーを発症されてしまった。』
- アレルギーは発症していないものの『ピリピリと刺激を感じやすくなってしまった』
- 何と無く違和感を感じる
このように言う方も多くいらっしゃいます。
そういった方々に共通しているのが安いヘアカラー専門店で染めていたと言う点です。
そこで今回は安いヘアカラー専門店でヘアカラーを続けていくメリットとデメリットを解説していきます。
様々な意見があるので、1つの考え方として捉えていただければと思います。
目次
半数以上の女性がヘアカラー(白髪染め)を行なっている
街に出て周りを見渡していてもヘアカラーをされていない方を探すことが難しい。
そんな事を感じるくらい当たり前にヘアカラーが行われるようになりました。
調べてみると2000万人くらいの方がヘアカラーを行なっているようですね。
比率で言えば65%ほどの方が染めている計算になります。
『ヘアカラー(白髪染め)は安いに越したことはない!』と思いますよね。
1ヶ月もすれば根元は伸びてくるので染めたくなります。
短期間でのヘアカラーはコストもかかるので、できるだけ安く済ませたいと思うのは当たり前のことです。
実際、僕も学生時代は市販のカラー剤を使用していた経験は多々あります。
ですので、その気持ちはよく理解しています。
ヘアカラー(白髪染め)は美容室ごとに差がある!?
最近はなんでも値下げが進み、早く・安く・気軽に済ませることができる時代になって来ました。
美容室でのヘアカラーも例外ではありません。
主要都市では格安カット専門店や格安カラー専門店を目にすることも珍しくはありません。
自宅で染めるのはよくないという考えはだいぶ浸透し、控える方も増えて来ました。
しかし、格安カラー専門店であれば美容室のヘアカラーと変わらない!と言うイメージを持たれている方はまだまだ多いように感じます。
本当にそうなのでしょうか?
安いヘアカラー(白髪染め)専門店でヘアカラーを続けていくメリット
メリットといえば安さと手軽さでしょうか。
ただし、この安さは目先のものでしかありません。
これについては後ほど解説していきます。
なぜ安くヘアカラーができるのか
この前ショッピングモールに入っていた格安ヘアカラー専門店をみて驚きました。
ヘアカラーの価格は2000円台で市販の薬剤を持ち込めばさらに割引が受けられるシステムでした。
美容室で用意されている薬剤も安いカラー剤を使用しているケースがあります。
2000円のヘアカラーに高額な薬剤の料金はかけることはできません。
安いヘアカラー(白髪染め)専門店でヘアカラーを行なったお客様からよくいただく相談内容
初めてご来店されるお客様は大抵お悩みを持たれてご相談にいらっしゃいます。
その内容を紹介します。
- 仕上がりがイメージと大幅に違う
- 毛先が暗い色になった
- 根元だけ色が違う
- 髪が極端に傷んでしまった
このような状態であればラッキーです。
時間はかかりますが、全て修正することができます。
僕の中では軽症だと捉えています。
- ヘアカラー後にかぶれてしまった
- 前は感じなかったのにピリピリ刺激が出るようになった
- ヘアカラーのアレルギーを発症してしまった
このような状態の方は通常のヘアカラーでは染めていくことが困難な状態です。
また症状が改善することはないので、重症な状態です。
安いヘアカラー専門店でヘアカラーを行なっている方からの相談が非常に多いです。
ちなみに僕のお客様でヘアカラーによるアレルギーを発症した人はいません。
もちろんアレルギーは蓄積で起こるものなので、仕方のない部分はありますがそれでも驚くほどの発症率だと思います。
ヘアカラー(白髪染め)なら誰でも大丈夫ですよね?
別にどこで染めても同じですよね?
ヘアカラーはどんな薬剤で、誰が染るかで多いな差が生まれます。
僕の場合は明るくする力・ジアミン濃度(ヘアカラーアレルギーの原因)・2剤濃度(ピリピリ感じる原因)のそれぞれのバランスを考えながらお客様毎に配合を行います。
そのため既製品通りにはほぼ使用していません。
また、塗り方でも大きな差が生まれます。
地肌が見えるように薬剤を塗っていくのと、べったりと多い部せるように塗っていくのでは長い目で見た時のアレルギー発症率が異なります。
安くヘアカラー(白髪染め)を行うことは大きな損失を生んでいる
安いヘアカラー専門店でのメリットのところで安さと手軽さをあげましたが、実はこれらは一時的なメリットでしかありません。
安く染めると言うことは目先のものでしかなく、長期的に見れば損失にもなりかねません。
色持ちの悪いカラーで染めていれば、髪のダメージにつながります。
ダメージの補修には高価なホームケアアイテムやお店でのトリートメントが必要になります。
頭皮への負担を考えずに染めていれば、ヘアカラーによるアレルギーや刺激などが引き起こります。
そのような方はアレルギー物質を含まないノンジアミンカラーでしか染めることはできなくなります。
もちろん安いヘアカラー専門店ではノンジアミンカラーは扱っていないため、値段も高くなります。
さらに、年齢を重ねた時に頭皮環境に差が生まれ、薄毛や抜け毛などのトラブルも引き起こします。
そうなれば改善をすることはできません。
目先の“安さ”を選ぶか将来の“健康な髪”を選ぶか。
選択は自由ですが、後になって嘆いても取り返しはつきません。
より良いヘアカラー(白髪染め)を提供したい!
僕のコンセプトは安全な施術で美しいヘアスタイルを提供することです。
そのために日々研究をしています。
今後10年20年と続けていくヘアカラーだからこそ、より負担の少なく続けていけるものを選びませんか?
誰でもできるヘアカラー(白髪染め)でも
今の時代、自宅でも染めることはできますし、安く染めることもできます。
その中で、わざわざ価値を感じて染めに来てくれることに非常に感謝しています。
そのために『僕にしかできないヘアカラー』の質を高めてお客様に提供していきます。
ヘアカラーには確かな自信と経験があります。
お悩みのお客様はぜひご相談ください。