埼玉県 南浦和エリアを拠点に “正しいヘナカラー” について発信をしております。
本日は自宅でヘナ染めをされる際にどんな色があるのかを解説していきます。
今回はヘナの中でも当サロンで取り扱っている『ハナヘナ』について解説していきます。
目次
自宅でハナヘナ染めをする際に選べる色は主に4色あります。
自宅用のハナヘナは以下の4色で構成されています。
- ナチュラル(オレンジ)
- インディゴ(藍)
- ハーバルブラウン(明るめのブラウン)
- ハーバルマホガニー(暗めのブラウン)
ナチュラル(オレンジ)
白髪を染めた際に鮮やかなオレンジ色に発色します。
1番ベースとなるアイテムです。
一般的にヘナと認識されているのはこちらです。
インディゴ(藍)
インディゴ単体で白髪を染めた際には緑に発色します。
単体で使用することは少なく、ナチュラルと組み合わせて使用されることが多いです。
またナチュラルで染まり上がったオレンジ色の上に再度インディゴで染めることで深いブラウンを表現することも可能です。
(これを2度染めと言います。)
ハーバルブラウン(明るめのブラウン)
ヘナとインディゴが4:6の割合で配合されているアイテムです。
白髪を染めた時に明るいブラウンへと仕上がります。
ハーバルマホガニー(暗めのブラウン)
ヘナとインディゴが2:8の割合で配合されているアイテムです。
白髪を染めた時に暗いブラウンへと仕上がります。
ヘナ染めはナチュラルとインディゴの2種類のベースとなる色とそれらを組み合わせることで色合いを調節していくことが可能になります。
ハナヘナの染まり方と色の雰囲気
では、どのように染まるのか?どのような色合いなのかをそれぞれお伝えしていきます。
色は光の加減や背景によっても変わってしまのでいくつか場所を分けて撮影をしました。
※それでも自宅での光の加減やご自身の髪質などの影響で若干の見え方の違いが出る可能性があります。
あくまでも参考程度に考えてください。
ハナヘナ ナチュラルの染まり方と色味の比較
ハナヘナ インディゴの染まり方と色味の比較
ハナヘナ ハーバルブラウンの染まり方と色味の比較
ハナヘナ ハーバルマホガニーの染まり方と色味の比較
単品ヘナを購入してミックスする際の注意点
ここまで紹介したようにハナヘナは『ヘナ・インディゴ』の単品でできているものと『ブラウン・マホガニー』のあらかじめ混ざってできているものがあります。
あらかじめ混ざっているものはそのまま使用していただければ問題ありません。
ただ、単品のものを使用してブラウンやマホガニーを作る場合は注意が必要です。
取り扱いには気をつけなければいけない点があるので、解説をしていきます。
単品のものをミックスする際はしっかりと混ざっていないとトラブルの原因になる
あらかじめ配合されているヘナは工場で作る際に粉末の状態でしっかりと混ぜられています。
当たり前ですが単品のものをミックスする際はそれぞれをしっかりと混ぜ合わせる必要があります。
これを怠ってしまうと染まらない・部分的に色が変わる・染まりムラができるなどのトラブルが起こる可能性があります。
配合量は正確に配合しましょう
単品同士を混ぜる際は配合量を正確に測るようにしましょう。
この段階で比率がずれてしまっていると染まり方が変わってしまうので注意が必要です。
逆を言えば使い慣れている方である程度の色の調節をしたい場合は配合量をあえてずらすことも可能です。
もう少し染まりをよく、もう少しオレンジ感を抑えてなど微調節が聞くことは単品を使用する際のメリットとなりますね。
開封後は密閉して早く使い切る
ハナヘナは出荷時は完全密閉されていて空気に触れない状態ですが、一度開封すると空気に触れてしまします。
そのため保存する際は密閉容器で管理してなるべく早く使い切るように心がけましょう。
高頻度で使用する場合は500gのもの、1月に1度程度であれば100gのものがオススメです。
100gのものであれば小分けで密閉されているので、品質が落ちることはありません。
仕上がりに合わせる
長くお読みいただき、ありがとうございました。
今回紹介したようにハナヘナには色味や仕上がりに合わせて4パターンの色が選べるようになっています。
白髪の割合や希望の明るさに合わせて自分の好みのものをチョイスしてみてください。
慣れてきたら単品のものを使用して細かくカスタマイズしてみるのもいいかもしれませんね。