こんにちは。
埼玉県さいたま市にてジアミンアレルギーの方へのヘアカラーを専門に施術をしている美容室『Safe Beau』です。
この記事ではジアミンアレルギーを発症されている方がパーマとカラーを併用する実例をご紹介していきます。
アレルギーを発症されると美容室での施術の一切ができないと思われがちですが、実際にはそうではありません。
またノンジアミンカラーやヘナなどを使用して髪を染めている場合に『パーマがかからなくなるのでは?』とご心配される方もいらっしゃいます。
本日はノンジアミンカラーを数回繰り返されているお客様に対してパーマをかけながらノンジアミンカラーを併用する実例を解説していきます。
この記事で紹介するケースでは同日にノンジアミンカラーとパーマを併用して行っております。
しかしながら本来であれば別日に分けることを推奨しております。(遠方のお客様で日にちを分けることができなかった。)
また髪の健康状態によっては同日に行うことができないケースも考えられます。
あらかじめご了承ください。
目次
結論:ノンジアミンカラーで染めていてもパーマはかかる
右がビフォー、真ん中が濡れた状態、左が乾かした状態
もちろんヘアカラーも綺麗に仕上がっております。
Before
パーマはかなり久しぶりにかけていきます。
全体的に直毛な毛質なのでボリュームが出ずらくストンとした印象です。
前回のヘアカラーから約2ヶ月ほどが経過している状態です。
そんな要望にお応えできるように施術を進めていきます。
After
今回は髪質と普段のお手入れのやりやすさからデジタルパーマを選択しております。
パーマの種類はたくさんありますがSafe Beauではお客様の髪質と現状を見て私たち側がメニューを選択していきます。
横からの方が仕上がりが分かりやすく見えると思います。
伸びていた根元もしっかりとカバーし、綺麗に染まってくれていますね。
さすがにデジタルパーマとヘアカラーを同時に行うと4時間半ほどの長期戦になりました・・・。長時間お疲れ様でした。
ノンジアミンカラーとパーマは併用することができる
今回の実例のようにノンジアミンカラーで染めている方であってもパーマをかけることはできます。
これはヘナであっても一般的なヘアカラーであっても同じことです。
今回のケースではノンジアミンカラーで染めていても髪が健康な状態を維持していたのでパーマのかかりには悪影響はないと判断しました。
市販のカラー剤は一部かかりにくくなるケースも・・・。
基本的にはどんなカラー剤で染めていても髪の状態が悪くなければ問題はありません。
ただしドラックストアで手に入る市販のノンジアミンカラーの中には通称:お歯黒式と呼ばれる鉄の成分を使用したものがあります。
また影響のないカラー剤でも短期間に複数回繰り返した場合や規定の時間を守っていない場合など。
一部の状況下においてはパーマが掛からなくなるケースは考えられます。
アレルギーの方は美容院の環境には注意が必要
基本的にパーマやジアミンを含まない薬剤でのカラーであればジアミンアレルギーの方でも問題なく使用することができるでしょう。
例えば使用する器具やクロス、タオルなどに微量のジアミンが付着している場合はそこからアレルギー反応が起こることも考えられます。
ジアミンアレルギーの方に施術を行う前提として使用するものは別に用意する必要があります。
アレルギー反応を繰り返すことは危険ですので、その辺りまで配慮している美容院にお願いすることがベターだと思います。
ノンジアミンカラーとパーマはできれば別日程がおすすめ
今回のケースではパーマとカラーは同じ日程で行っています。
つまり同日に行うことは可能です。
ただし状況によってはどちらかのクオリティーを下げることもあり得ます。
遠方の方や日程が確保できない方など事情がある場合にはデリケートな髪質でなければ顧客のお客様に限り同日でも対応をさせていただいおております。
(ご新規様の場合は髪質が把握できていないので初回は対応ができかねます。)
ただし美容師目線での本音をお伝えすれば別日での対応が望ましいです!
先にカットとパーマ、後日カラーみのが理想です。
中にはそうもいかないケースがあることも重々に理解しております。
その辺りは臨機応変に対応致しますのでお悩みの方は是非ご相談ください。