ノンジアミンカラー/ジアミンアレルギー解説

【カラー専門店のデメリット】にはどんなものがある?美容師が解説

お客様
お客様
カラー専門店に通うことにはどんなデメリットがありますか?

カラー専門店に通うことはお客様の自由ですので、良いことだとも悪いことだとも思っておりません。

美容師
美容師
ただし1つだけ気をつけて欲しいと思いことは髪を染める頻度です。

これは ご自宅で行うセルフカラーでも同じ事が言えますが、手軽さがゆえに染める頻度が高くなってしまう傾向にあります。

染める間隔が短くなれば頭皮への負担も増えますし、アレルギーのリスクも高くなります。

 

カラー専門店で染める場合であっても染める頻度は月に1回程度にとどめて、染めすぎないことを心がけてみてください。

 

なぜ、染める頻度が多くなると問題なのか?どんなデメリットを引き起こす可能性があるのか?を解説していきます。

目次

【カラー専門店のデメリット】染める頻度には気をつけて欲しい

お客様
お客様
どのくらいの頻度で染めればいいのですか?
美容師
美容師
最短でも1ヶ月に1度のペースを守るように心がけてみてください。

カラー専門店での施術やホームカラーの1番のデメリットは染める頻度が多くなるということです。

 

SafeBeauでは染める頻度は最短でも月に1回がベストだとお伝えをしております。

美容師
美容師

これは頭皮のターンオーバーのタイミングに合わせて考えております。

1度髪を染めることで頭皮の表面は負担を受けている状態になります。

ターンオーバーをすることで表面の肌が新しく置き換わるのですが、その前に染めてしまうと頭皮は大きなストレスを受けてしまいます。

 

それを防ぐために頭皮が生まれ変わるタイミングを待ってから次のカラーを行うことをお勧めしております。

【カラー専門店のデメリット】染めすぎることによる頭皮トラブル

お客様
お客様
頻繁に染めるとどんなデメリットがあるのでしょうか?
美容師
美容師

頭皮がダメージを受けやすくなる状態にあり、アレルギーの発症や薄毛リスク・白髪の増加と言ったトラブルが起こる可能性があります。

短期間でヘアカラーを繰り返すと次のようなトラブルを引き起こします。

  • アレルギーの発症
  • ヘアサイクルの乱れによる薄毛・抜け毛の増加
  • 頭皮の機能低下による白髪の増加

順番に解説をしていきます。

アレルギーの発症

ヘアカラーの間隔が短くなると年間のカラーの実施回数が上がります。

 

例えば1ヶ月に1回のペースで染めている方は年間で12回ですが1ヶ月に2回のペースだと年間では24回になります。

これを10年繰り返すと考えるとその差は歴然です。

 

カラーによるアレルギーの耐性は人それぞれですが、回数が増えるほどに発症率は高くなります。

\\ヘアカラーのアレルギーでも染められる//

ヘアサイクルの乱れによる薄毛・抜け毛の増加

ヘアカラーを頻繁に繰り返すことでヘアサイクルが乱れてきます。

 

ヘアサイクルを簡単に説明すると髪が生まれる→伸びる→抜けるまでの流れです。

 

高頻度でヘアカラーを繰り返すと頭皮がストレスを受けてしまい、このヘアサイクルのバランスが崩れてしまいます。

本来であれば生まれてから伸びる期間に移行しますが、生まれた後に抜けてしまうこと生まれなくなるというトラブルが起こりえます。

 

そうなると髪は育たなくなり、薄毛トラブルや抜け毛トラブルへと発展していきます。

頭皮の機能低下による白髪の増加

高頻度のヘアカラーは頭皮を老化させ、機能が低下します。

 

すると頭皮の中で色素を作る工場が正常に機能しなくなり、次第に白髪の増加を引き起こします。

 

色素を作る向上は1度 機能しなくなると改善されることはありません。

そのため、できるだけ負担をかけないという事が白髪の予防には必要となります。

【カラー専門店のデメリット】頻繁に染めたいときの対処法

お客様
お客様
それでも頻繁にそれたいのですが、どうしたらいいですか?
美容師
美容師

基本的には上記の理由からヘアカラーの頻度は高めないことをお勧めします。

その上でお伝えすると1つの種類ではなく2つの種類を交互に使用して行くことで緩和されます。

わかりやすくお伝えをするとヘアカラー剤とカラートリートメントを交互に使用することで症状を緩和させる事ができます。

1ヶ月のヘアカラー の間にカラートリートメントを挟む事で1回目はヘアカラー剤・2回目はカラートリートメントという流れを作る事ができます。

 

負担の大きくかかるヘアカラー剤との接触は実質、月に1回に減らす事ができるので頭皮の負荷も節約する事ができます。

【カラー専門店のデメリット】ノンジアミンカラー でアレルギーの予防もできる

美容師
美容師
実際にノンジアミンカラーに悩まれているお客様がカラーリングを行った実例をいくつかご紹介していきます。

ケース:1 ノンジアミンカラーを使用して白髪を黒に近い色で染めた実例です。

【ノンジアミンカラー で白髪染め】黒く、色落ちしにくく染めたい
【ノンジアミンカラーで白髪染め】黒く、色落ちしにくく染める実例 ヘアマニキュアやカラートリートメントなどのノンジアミンカラーは髪の表面を染めており、髪の内部には着色していないという特性を持って...

ノンジアミンカラーでも通常のカラーと同様に白髪染めを行うことは可能です。

ケース:2 ノンジアミンカラーで明るく白髪染めを行った実例です。

【ノンジアミンカラー実例】髪を明るく染めると白髪が染まらない?
【ノンジアミンカラー実例】髪を明るく染めると白髪が染まらない? 前提として明るいカラーと暗いカラーであれば、暗いカラーの方が白髪は染まりやすくなります。 理由は染料濃度(白髪を染める力)...

脱色の工程と白髪染めの工程を2プロセスに分けることで綺麗な染まり上がりを実現しました。

このようにノンジアミンカラーであっても通常のカラーに近い仕上がりを実現することは十分に可能です。

 

ご自身の現状でどんなものを使う事ができて、どんなものは使う事ができないのかを分析し 最適なノンジアミンカラーを選ぶことでイメージに近い仕上がりを作る事ができます。

【カラー専門店のデメリット】にはどんなものがある?美容師が解説 まとめ

カラー専門店やセルフカラーは手軽に行える事で利用頻度が増える傾向にあります。

 

それが故に様々なヘアトラブルや頭皮トラブルの原因にもなりえます。

 

カラーの頻度はしっかり守ってコントロールして行く事で、トラブルを回避する事ができます。

まずはご自身のヘアカラーとの付き合い方を見直してみてください。

 

どうしてもという場合にはカラートリートメントとの併用やノンジアミンカラーの活用なども検討してみてください。

 

ジアミンアレルギーになり、染められなくなってしまった方や

ノンジアミンカラー で染めているけれど思い通りにならないと

お悩みの方は是非1度ご相談ください。