白髪染め解説

【白髪染めはどのくらいの頻度で行うべき?】現役美容師が解説します

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伸びてきた白い部分がどのくらいで気になるかによります。一般的には4〜6週間で行われる方が多いように思います。頭皮の健康を考えて美容師目線でお伝えをすると4週間以上は間隔をあけてほしいです。

一般的に人の髪の毛が伸びるペースは1ヶ月に1~1.5cmと言われております。

仮に1.5cm伸びていた場合に分け目の部分は左右合わせて3cm伸びているということが言えます。

 

この状態で気になる場合には1ヶ月ペースとなりますし、気にならない方はそれ以上に間隔が空く場合もあります。

必ず〇〇週間ではなく、気になるペースが染めるタイミングと言えます。

 

白髪の目の立ち具合やライフスタイルに合わせて調整することが大切です。

また、敏感肌の場合は染める間隔を空けることで頭皮への負担を減らすことに繋がります。

この記事の要約

白髪の染める頻度は人それぞれで良く、特定の期間はありません。4〜6週間で染める人もあれば、3ヶ月や半年ペースの人もいます。ただし、4週間以内で頻繁に染める場合は注意が必要ですです。とりあえずで白髪染めを行うと、頭皮のターンオーバーが追いつかず、かゆみや炎症、アレルギーのリスクが心配します。

4週間以内に染めたい場合は、ジアミンカラーとトリートメントタイプやヘアマニキュアを併用して、頭皮への負担を軽減する対策が有効です。ただし、月に1回以上空けることが理想で、髪や頭皮の老化を防ぐためにも、頻度には注意が必要です。

目次

白髪染めの頻度は人それぞれで良い

前途したように、白い髪の毛が気になるタイミングは人それぞれ異なります。

 

4週間から6週間で染める方もいれば3ヶ月、長い方だと半年ペースという方もいらっしゃいます。

特定の染めなければいけないペースはないので、気になるタイミングやライフスタイルに合わせて染めれば良いです。

 

ただし、4週間より短い期間で染めている方は注意が必要です。

4週間以内の頻度で白髪染めを行うと頭皮トラブルが高確率で起こる

肌の表面ではターンオーバーという現象が起こっております。

簡単に言えば古い皮膚が剥がれて、新しい皮膚が生まれる生まれることを言います。

 

このターンオーバーよりも早いペースで白髪染めを行うことで肌は大きくストレスを感じ、頭皮の機能が低下します。

 

頭皮の機能が低下すればバリア機能が弱くなり、かゆみや炎症などの刺激を感じやすくなります。

 

また、短期間で白髪染めと接触をすることでアレルギーのリスクが高くなります。

1度アレルギーを発症すると白髪染めができなくなるので注意が必要です。

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4週間以内の頻度で白髪染めを行う場合には複数の白髪染めを併用する

それでも4週間以内で行うという方は、使用する染料を変えて白髪染めをするという対策が有効です。

 

例えば普段、使用している薬剤がジアミンカラーであればトリートメントタイプのものやヘアマニキュアなどを併用します。

そうすることで頭皮への負担軽減や染料との接触頻度を落とすことができるのでアレルギーリスクを下げることができます。

ただし、4週間以上間隔を空けている方よりもリスクは高くなります。

あくまでも応急処置としての対策であり、推奨するものではないということにご留意ください。

【白髪染めはどのくらいの頻度で行うべき?】現役美容師が解説します まとめ

白髪染めは安全なものではありません。

使い方を間違えてしまえば頭皮や髪のコンディションを悪化させてしまいます。

 

だからこそ、染める頻度には意識を置いて月に1回以上の間隔を空けていただけることが美容師目線でのベストな選択だと考えます。

 

髪や頭皮の(白髪染めによる)老化は取り戻すことができません。

1回1回のリスクを最小限にとどめて10年後の綺麗な髪と頭皮の維持に努めてみてください。