ノンジアミンカラー/ジアミンアレルギー解説

ノンジアミンカラーでもパッチテストは必要?敏感肌の方こそ知っておきたい注意点

ノンジアミンカラーでもパッチテストは必要?敏感肌の方こそ知っておきたい注意点

目次

ノンジアミンカラー=絶対安全ではない理由

「ノンジアミンカラーだから、もうアレルギーの心配はないですよね?」

これは初めて来店されたお客様から、よくいただくご質問です。確かにノンジアミンカラーは、アレルギーの原因となりやすい**パラフェニレンジアミン(PPD)**などのジアミン系成分を含まないため、一般的なヘアカラーよりも圧倒的に肌への刺激が少ないのは事実です。

しかし実際には、「ジアミンが入っていない=誰でも100%安心して使える」というわけではありません。
ノンジアミンでも、パッチテストは推奨される理由があるのです。

動画でも解説をしております


なぜノンジアミンカラーでもパッチテストが必要なのか?

ノンジアミンカラーは、PPDの代わりに酸化染料の代替成分植物由来の染料成分を使用しています。これらは比較的低刺激なものが多いですが、人によっては以下のようなケースで反応が出ることがあります。

代表的なアレルギーの発生例:

  • 酸化染料の代替成分に対するアレルギー反応

  • 植物成分(ヘナ・インディゴなど)による接触性皮膚炎

  • マニキュア系カラーに含まれるタール系色素への反応

つまり、ジアミンフリーだからといって「すべての人に安全」という保証はなく、アレルゲンが別の形で存在している場合もあるということです。


パッチテストをすべき人は?

以下のような方は特に注意が必要です。

1. 敏感肌・アトピー体質の方

肌が乾燥しやすかったり、過去にかぶれを起こしたことがある方は、ジアミン以外の成分にも反応する可能性が高くなります。

2. カラー剤で違和感を感じたことがある方

「以前、カラー中にピリッとした」「染めたあとに赤くなった」という経験がある場合、アレルギー予備軍の可能性もあります。

3. ノンジアミンカラーを初めて使用する方

使用経験がない成分に初めて触れるときは、一度目でも反応が出るケースがあります。特に植物系染料は、自然由来でもアレルギーリスクを持つ成分も含まれます。


パッチテストの方法とタイミング

SafeBeauでは、施術の48時間前に事前のパッチテストをおすすめしています。
方法はとてもシンプルです。

  • 使用予定のカラー剤を少量、腕の内側や耳の裏に塗布

  • そのまま48時間放置し、赤み・かゆみ・湿疹などの反応が出ないかを確認

反応がまったくなければ、施術に進むことができます。
なお、テスト中にかゆみや赤みを感じた場合は、すぐに洗い流し、施術は行わず皮膚科に相談するのが安全です。


SafeBeauでの対応:パッチテストは可能です

私たちSafeBeauでは、ご希望があればパッチテストを対応しています。

「不安だけど、どこに相談したらいいかわからない」
「以前トラブルがあったから、慎重に進めたい」
そんな方のために、無理に施術を進めることはありません。

じっくりお肌の状態や過去の履歴をお聞きし、安全な選択肢をご提案するのがSafeBeauのポリシーです。


まとめ|肌に優しいからこそ、正しく使う意識を

ノンジアミンカラーは、確かに肌にやさしいカラー剤です。
でも、「ジアミンが入っていないから絶対に大丈夫」と過信せず、パッチテストという安全確認を怠らないことが大切です。

あなたの髪色の楽しみが、ストレスや不安なく続いていくためにも、最初のひと手間を惜しまないでください。

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