こんにちは 頭皮に優しい白髪染めを提案しております Safe Beauです。
最近は何かとジアミンアレルギーの話題を見かけます。
情報だけが出回るようになり、ヘアカラーでの異常=アレルギーと誤った判断をされることが増えたような気もしています。
今回は自宅で、自分でできるジアミンアレルギーの有無を見分けるポイントを解説していきます。
この方法はあくまでもご自身での確認方法なので、正確な判断は専門の医療機関や美容室でのパッとテストが必要になります。
セルフチェックは1つの指標としてお考えください。
目次
ジアミンアレルギーとは
ヘアカラー剤にはジアミンという染料が使用されており、このジアミンがアレルギーを引き起こす可能性を持っています。
ジアミンアレルギーを発症すると激しい痒み・かぶれ・顔の腫れなどがカラー後の数時間後〜48時間以内に引き起こります。
またジアミンアレルギーは発症すると改善することはなく、アレルギー反応を繰り返す度に症状は悪化していきます。
そのため早い段階でジアミンアレルギーの有無を把握し、発症後は一切ジアミンを含む薬剤に触れないように注意しなければいけません。
ジアミンアレルギーのセルフチェックをする場合はここを見ろ
ジアミンアレルギーを判断できるポイントは全部で3つあります。
(※48時間というのはヘアカラーの施術からの経過時間です。)2,頭皮だけでなく顔・耳・首などに赤い発疹や腫れ、炎症などの症状が見られる
3,夜も眠れないほどの激しい痒みが起こった
これらはどれもジアミンアレルギーを発症されている方がジアミンに触れることで起こる反応です。
上記にの項目に1つでも当てはまったらジアミンアレルギーの可能性が考えられます。
ジアミンアレルギーの症状を確認したらすぐにやるべきこと
もし現在そのような症状が見られるようでしたら、なるべく早く皮膚科を受診することをオススメします。
時間の経過とともに症状は悪化し、重症化していきます。
ジアミンアレルギーの判断は難しく、専門医でも誤った判断をされることもあります。
セカンドオピニオン的な要素で他の見立てを聞き入れて視野を広げておくことをオススメします。
症状が落ち着いてきた段階で継続的に通いたいのであれば、施術を行なったお店に連絡を入れておくと良いと思います。
後に解説しますが、ジアミンアレルギーの方向けのカラー剤というものもあります。
それらの取り扱いの有無や方向性なども確認できます。
ジアミンアレルギー発症後に使用できるカラー剤
ジアミンアレルギーを発症されてしまっても必ずしも染めることを諦める必要がありません。
アレルギーの方向けにジアミン染料を使用していないノンジアミンカラーというものも存在します。
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こちらを使用すれば染めることは可能です。
ただ症状を経験した直後では使用することに抵抗を持たれる方も少なくはありません。
急いで無理に染めずに落ち着いてからでも遅くはないと個人的には思っています。
またノンジアミンカラーで本当に症状が出ないのかを判断するためにパッチテストの実施を行うことも可能です。
僕のところに相談に来られる方や実際に染める方は3〜6ヶ月と期間が空いてから染める決意をされる方も多いです。
様子を見ながら、体調と相談をしながらゆっくりと進めていきましょう。
注)お店によっては頭皮につけないように塗れば問題ないというところもありますが、それは絶対にダメです。
頭皮につく、つかないに関わらず近くにあるだけで反応は起こります。
毛先だけにジアミン染料を使用することも同様にNGです。
ジアミンアレルギーと間違えらえる症状
ジアミンアレルギーはジアミン染料により起こるアレルギー反応です。
ヘアカラーではそれ以外の成分によって刺激を引き起こしてしまうケースもあり、そのような方の場合はノンジアミンカラーで染めても症状が継続する恐れがあります。
次のような症状の方はジアミンアレルギーではない可能性があります。
・カラー剤を塗った直後にピリピリと刺激を感じる
・カラー後に痒みなどはないが頭皮が赤くなっている
ジアミンアレルギーによる反応は数時間後〜48時間が1つの目安です。
染めた直後〜シャンプーくらいまでに起こった刺激に関してはそれ以外の成分が原因の可能性があります。
この場合は頭皮につけずに染めていくことが最も有効な策だと思います。
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これからのカラーとの付き合い方
ジアミンアレルギーの症状を経験された方は本当に驚かれたと思います。
少なからず不安を抱く方や染めること自体に強い抵抗を持たれる方も多いと思います。
そのような方は無理に染めずに自然のままの髪入りで過ごすという選択も素敵なものだと思います。
時間の経過とともに染める決意をされた時のために、染める方法もあることを覚えておいてください。
今後も継続して染めていかれる方はカラー剤は安全なものではないことを理解しましょう。
これから使用していくであろうノンジアミンカラーも例外ではありません。
使用には様々なリスクをあることを理解して、染める方法や染める周期などを見直されるといいと思います。
なお、今回解説したセルフチェックは目安として考えてください。
セルフチェックの中で疑わしいポイントがあればパッチテストや専門医を受診して詳細な検査をオススメします。
オンライン上で相談のみの受付も行なっていきます。
お悩みや自分では判断しきれない点、専門医や美容師に言われたけど納得いかないことなどがありましたらお気軽にご相談ください。