白髪染め解説

白髪ぼかし(活かした)ハイライトで失敗が多発する理由と修正方法

白髪ぼかし(活かした)ハイライトで失敗が多発する理由と修正方法
お客様
お客様
  • 白髪ぼかし(活かした)ハイライトで染めたら白髪が増えたような見た目になって気に入りません。
  • 白髪ぼかし(活かした)ハイライトのダメージで髪がバサバサになりました。
  • 元の髪色に戻したいのですが、担当美容師さんから難しいと言われてしまいました。

白髪ぼかし(活かした)ハイライトは印象の良いワードで物凄く需要が高まっていると実感しております。

美容師
美容師

実際にお客様との会話の中でも白髪ぼかし(活かした)ハイライトに関する質問は多くいただきます。

僕個人の見解としては白髪ぼかし(活かした)ハイライトの施術は行っておりません。

正確に言えば白髪ぼかし(活かした)ハイライトを行うに適したお客様がいないと言ったほうが正確かもしれませんね。

 

白髪ぼかしの選択が最適でないお客様に、その場の流行で提案してしまうと『コレジャナイ感』が生じてしまいます。

このミスマッチが白髪ぼかしハイライトの失敗につながる大きな要因だと思っております。

 

白髪ぼかし(活かした)ハイライトを希望されるお客様の多くは次のような仕上がりをイメージされているはずです。

  • 白髪を目立たなくさせたい
  • 白髪染めの間隔を長く保ちたい
  • SNSで見かける艶やかなオシャレヘアになりたい

これらの理想を現実に叶えることができる方はごく僅かで多くの方は白髪ぼかし(活かした)ハイライト後に元に戻したいと後悔をしている方が多いように思います。

(白髪ぼかし(活かした)ハイライトのお直し相談をいただいたお客様の感想)

 

その理由としては

白髪ぼかし(活かした)ハイライトはお客様の髪質(白髪の量・地毛の色素量)や髪型に大きく左右される

ハイライトの施術が正確にできる技術者が極々僅かで大抵の美容師産は経験不足(得意不得意があるので仕方のない事です。)

ダメージの問題で継続することが難しい

ということにあります。

 

実際に僕自身もハイライトは得意ではないので白髪ぼかし(活かした)ハイライトなどの依頼があった場合には友人の美容師さんを紹介しております。

 

この記事では白髪ぼかし(活かした)ハイライトを失敗してしまったときにはどうしたら良いの?という方に向けて解説をしていきます。

白髪ぼかし(活かした)ハイライトの失敗修正は可能?

結論からお伝えさせていただきます。

白髪ぼかし(活かした)ハイライトを失敗してしまった、もしくはイメージと異なり元に戻したいといった場合でも修正を行うことは可能です。

 

ただし、修正にはそれなりの知識とテクニックが必要です。

現状で色ムラがある状態で誤った修正を行えばより複雑化してしまいます。

 

そうなれば短期的な修正は難しくある程度の期間が必要となります。

また複数の色が混ざってしまうと色のコントロールが難しく、しばらくの間は希望している仕上がりの色とかけ離れてしまう可能性があります。

 

これらのことから失敗後のお直しは1回目の修正が最も重要であるということが言えます。

失敗されたお店での直しは受けないことが無難

希望しているいろと仕上がりが異なった場合は、大抵の美容院では染め直しを無料で行ってくれることが多くあります。

 

しかし、これに関しては依頼をしないことをお勧めします。

その理由は色ムラ直しは難易度がとても高い施術であるということです。

 

上記でも解説しましたが、色ムラ直しは初めの1回目の染め方が非常に重要なポイントとなります。

その中で失敗された方に余程の信頼があれば別ですが、大抵の場合は修正をすれば悪化してしまいます。

 

そうなれば修正の難易度はさらに高くなり、また直るまでの期間は長くなってしまいます。

ダメージの修正も行わなくてはならない

ダメージの少ないブリーチ、ケアブリーチ、髪質改善ブリーチなどこれらのワードは聞き飽きました。

現実にはどれだけケアをしてもブリーチをして痛まないということはあり得ません。

 

実際に白髪ぼかし(活かした)ハイライトを体感された方は髪質の変化を感じているはずです。

 

1度ダメージを受けてしまった髪の毛はそう簡単に元の手触りに戻すことはできません。

『トリートメントをすればOKですよ〜』とそんな簡単な話ではありません。

 

色の修正も大切ですが、それと合わせて1回1回のカラーダメージを最小限に抑えながら髪質改善などを組み合わせて長期的なダメージケアが重要となります。

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白髪ぼかし(活かした)ハイライトの失敗修正はどんなことをやるの?

白髪ぼかし(活かした)ハイライトの修正は具体的に次のようなことを行います。

  1. 髪色のベース色の修正
  2. 髪色の色合いの修正
  3. ダメージの修正

大抵の場合は3回前後で状態は落ち着いて仕上がると思います。

最短で仕上げるためにも早いタイミングで修正することができる美容師に依頼をすることが重要となります。

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髪色のベース色の修正

日本人の髪色は赤色がベースで作られています。

それをブリーチすると赤色が抜けて黄色のベースとなります。

 

この赤色が抜けて黄色ベースになると透明感を感じるようになります。

 

まず見た目の統一感を出すためには赤ベース黄色ベースを合わせることが必要です。

−レベル、アンダートーン、トーンについてより引用

上記のように明るさに応じて必要なアンダートーン(ベースの色)があります。

 

髪の現状と仕上がりの明るさのイメージから

  • どのくらいベースを補うのか?
  • どのくらい色素を補うのか?

を導き出して調整をしていきます。

髪色の色合いの修正

ベースの色が揃った後に行うことが色合いの調整です。

ここで初めてご希望の色に染めていきます。

 

ベースを調整せずに色合いを調整してしまうと色の差が強く出てしまいます。

美容師
美容師
例えばアッシュを例に考えてみましょう。

先ほど解説をしたように白髪ぼかし(活かした)ハイライトを行った髪は赤ベース黄色ベースが混在している状態にあります。

 

ベースを統一せずにアッシュで染めた場合

アッシュ+赤ベース=深みのあるアッシュ

アッシュ+黄ベース=ビビットなアッシュ(場合によっては緑っぽい仕上がり)

というようになります。

ハイライトだけの色の差であれば修正は容易です。

しかし、上記のように色合いを重ねてしまうとさらに複雑化し難易度が高くなってしまいます。

 

だからこそベースの統一→色合いの補正という順序立てた修正が不可欠となります。

ダメージの修復

綺麗な色合いに仕上がったとしてもバサバサな状態ではストレスの解消とはなりませんよね。

または修正によるヘアカラーでダメージを悪化させてしまっては本末転倒です。

 

白髪ぼかし(活かした)ハイライトの修正で1段重要なことはダメージを悪化させずに修正をして、髪質を向上させることです。

『そんなことできるわけないでしょ〜』と思われるかもしれませんが、できます。

 

実際に白髪ぼかし(活かした)ハイライトの修正を行ったお客様からも

『髪質が改善しました!』と実感のお声をいただいております。

 

ブリーチ部分の内部補修、キューティクルの補修、状態キープのためのホームケアを行うことで大部分の髪質改善を行うことは可能です。

髪質が変わってしまい絶望感を覚えている方はぜひご相談いただければと思います。

白髪ぼかし(活かした)ハイライトを失敗しないためには

白髪ぼかし(活かした)ハイライトを失敗しないためには自分にその施術が適しているのか?を見極めましょう。

 

体感されているお客様のご要望としては次のようなものだと思います。

  • 白髪を目立たなくさせたい
  • 白髪染めの間隔を長く保ちたい
  • SNSで見かける艶やかなオシャレヘアになりたい

特にブリーチを使用する施術に関しては、その場のノリでやるのではなくリスクを背負ってまでやるべきかな?と自分の中で考えてから判断をしましょう。

白髪ぼかし(活かした)ハイライトをすれば白髪が目立たなくなるということは安易な考え

確かに白髪染めをしている方がハイライトを入れれば白髪が目立ちにくくはなります。

しかし、それは白髪が多い(ほぼ白髪)状態の方の場合です。

白髪染めをやめてグレーヘアにするという選択をされたお客様のご紹介

例えば黒髪が圧倒的に多い方の場合は、白髪に馴染むほどのハイライトを入れれば白髪が増えたように感じてしまいます。

白髪をぼかす目的で入れたハイライトが白髪を強調し、白髪の量が増えたように見えてしまう。

 

これが1番多い失敗例です。

黒髪の割合が多い方ほど白髪ぼかし(活かした)ハイライトは上品に抜きすぎないことがが重要となりますが、これは高等テクニックだと思っているのでできる美容師さんは限られていると思います。

白髪染めの間隔を長く保つことはできるのか?

白髪ぼかし(活かした)ハイライトを入れることで白髪の間隔を長く保つことはできるのでしょうか?

 

回答としては根本から伸びてくる白髪のスピードが変わるわけではないので、気になるタイミングは大きくは変わりません。

もし新しく伸びてきた白髪がボケるほどハイライトを入れるとするならば、かなりの明るさと全体的に多めの本数が必要となります。

 

しかし上記で解説したように黒髪が多い方の場合は、明るく抜きすぎれば白髪の量が増えたように感じてしまうという問題が生じます。

また根本の白髪を染める周期は減らせても、明るく色を抜いた毛先は短期間でオレンジ味を帯びた色に褪色します。

(よく田舎のヤンキーと表現されます。)

 

それをカバーするために結局染める頻度は変わらずに過ごされている方が多いように思います。

SNSで見かける艶やかなオシャレヘアになりたい!は叶わない

これは美容師側に落ち度があると思いますが、SNSに掲載されているような仕上がりを作ることはできません。

どんなにダメージを負ってしまっても、仕上がりでアイロンを通せば艶やかな仕上がりを作ることはできます。

実際に修正を担当させていただいたお客様と話していると、

『その日の仕上がりは(アイロンを通しているので)よかった。

でも翌日以降はひどくダメージを感じた』

という意見が非常に多くあります。

 

SNSに艶々の写真と【〇〇%ダメージをカットしたブリーチで〜】などと記載があってもこれが現実です。

白髪ぼかし(活かした)ハイライトができる技術者は全国でも数名だと思う

ハイライトやブリーチを使った施術は特殊技術です。

美容師なら誰でもできるものではなく、日々経験を積んでいて好きでやっている方でないと難しい施術です。

 

SNSの写真を近所の美容院に持っていって、『これにしてください〜』では まず100%失敗されます。

特殊カラーが好きで発信をしていて、1日の予約のほとんどが特殊カラーをやっているレベルの美容師でなければ白髪ぼかし(活かした)ハイライトを綺麗に仕上げることは不可能です。

 

もし気に入った仕上がりがあるのであれば、直接その髪色を発信している美容師さんにご依頼されることをお勧めします。

白髪ぼかし(活かした)ハイライトで失敗が多発する理由と修正方法まとめ

白髪が馴染む、白髪染めの回数を減らせるというキャッチーなワードとSNSでのおしゃれ写真が相まってトライする方が急増しているように思います。

 

その反面で想像と違ったと修正の依頼も急増していることが現実です。

今回はその注意喚起と修正するなら初めから任せて欲しいという強い要望から記事を作成しました。

(失敗→お直し後の修正依頼は難易度が高くなり、ご希望の仕上がりまでに長期間がかかってしまいます。)

 

白髪ぼかし(活かした)ハイライト自体が悪いということではなく、

  • 自分の髪質や仕上がりイメージに適しているのか?
  • 依頼する美容師が綺麗に仕上げることができるのか?

上記の2点にかかっていると思います。

 

これらのいずれか、もしくは両方が叶わなければ白髪ぼかし(活かした)ハイライトをしたことで悲しい思いをされる方が出てきてしまうと思っています。

 

もしこの記事にあるように失敗したことで悩まれている方がいらっしゃれば、ぜひ1度ご相談ください。

髪色もヘアダメージも必ずいい方向に導くことができると思います。