こんにちは 頭皮に優しい白髪染めを提案しております Safe Beauです。
自宅でヘナ染めをされている皆さん、張り切りすぎてうっかりヘナを作りすぎてしまった経験はありませんか?
塗り終わった状態でカップの中にヘナが余ってしまっていると凹みますよね・・・。
その際のヘナは捨てる?保存する?どちらを選択していますか?
捨ててる!という方はこの記事を読むことをオススメします。
余ったヘナを捨てているのは、とても損していますよ!
目次
ヘナを作りすぎて余ってしまう
お店でヘナ染めをする時は顧客のお客様は毎回適正な使用量をデータで管理しているので余ることは滅多にありません。
でも僕自身も家でヘナを染める時!ぼーっとしながら作っているとびっくりするくらいの量を練っていることがとても多いです・・・。
もったいないから全部使おうと思ってもこれ以上は塗れないと余らせてしまうことがあるんです。
この量のヘナを捨てるのはもったいないと思いながらも捨てていた時期もありました。
でも、今は捨てずに保管して次の時に使用しています。
そうです!余ったヘナは保存をすることができるんです。
その方法が【冷凍保存】です。
余ったヘナは冷凍保存できるの?
僕も初めは『うそ!?』と思いましたが、冷凍保存することはできます。
考えてみれば理にかなっていることですよね。
冷凍保存とは細胞・組織やその他の物質を0℃以下に冷却することにより、化学反応や時間経過による損傷から保護する技術である。
つまり冷凍しておけば冷凍前の状態を長く保つことができるということですよね。
通常のカラーなどでは考えられないことですが、天然のヘナならではのメリットですね。
でも1つ気になるのは染まるのかということですよね。
その疑問を実験して確認してみました。
2週間冷凍したヘナは染まるのか?
まずは事前にヘナを作っておきました。
前日から練っているので20時間ほどが経過した作り置きヘナです。
空気に触れないように密閉して保存の準備をします。
密閉が甘いと品質に影響が出てしまう恐れもあるので注意してください。
これを冷凍庫で2週間冷凍し、取り出します。
当たり前ですがカチコチの状態です。
湯煎をして解凍しながらペースト状のヘナに戻していきます。
今回は実験用で少量のヘナですが、量が多く1度でペースト状にならない場合は2回繰り返すといいと思います。
解凍するとこんな感じになりました。
解凍した段階では色が少し薄くなった?という感じでしたが混ぜてみるといつものヘナと変わらない感じです。
では、ここから実際に染まるのかを見ていきましょう。
解凍したヘナの発色実験
解凍したヘナでもしっかりと染まるのかを見ていきましょう。
まずは100%人毛の白髪を想定した毛束を用意しました。
そこに解凍後のヘナを塗ります!
1時間おいて確認しましょう。
このままの色を見てもよくわからないので染まっている毛束と比較していきます。
比較は前回練りたてのヘナと作り置きヘナの発色の違いについて実験した際に使用した作り置きヘナ(しっかりと染まった方)を活用していきます。
【前回の記事】
左側が前回のヘナ、右側が解凍をしたばかりのヘナです。
色々な場所で見比べていきましょう。
どちらも代わりがなくしっかりと染まっていますね。
実際に見てみても遜色のない仕上がりでした。
今回の実験から言えること
今回の実験結果からヘナを冷凍して解凍したものでも白髪の染まりなどには影響がないということがわかりました。
もともとヘナは練ってから寝かせて使用するので時間が数時間〜一晩くらいであれば時間の経過したものでも品質に問題はありません。
また冷凍しヘナ自体の時間の経過をストップしてしまえば日数の経過も問題内容ですね。
とはいえ冷凍保存がOKな期間は1ヶ月ほどを目安にしてください。
インディゴが配合されているものはオススメできない
インディゴは混ぜた状態から時間が経つと染まりが薄くなるということは以前の記事でも紹介していました。
インディゴ自体も冷凍することはできますが、期間が開くことで染まりが悪くなることは十分に考えられます。
そのためインディゴを含むヘナに関しての保存はオススメしません。
あくまでも自己責任の範囲でトライしてみてください。
まとめ
ヘナが冷凍保存できるのはとてもいい情報ですよね。
毎回余らせて捨ててしまうという声も聞くので、そんな方は今回の事例は節約に大きく役立つと思います。
自宅でヘナ染めをされている方はぜひ活用してみてください。
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