ジアミンアレルギーの症状に困っています。
どの薬を選べばいいですか?
実際にこのようなご相談やお問い合わせをいただく事が非常に多くあります。
とても申し訳ないのですが医師ではなく美容師という立場上、薬に関する情報はお伝えができません。
というよりも、知識がなくわかりません。
私に相談するよりもすぐに病院を受診することをお勧めします。
特にアナキラフィシーショックなど症状が強いのであれば緊急外来でも受診するべきだと思います。
『今』が軽度であっても『数時間後』の状態は素人には見立てがつきません。
また、かぶれなどの症状は早いタイミングで治療を開始する事が重症化を防ぐ有効な手段だと思います。
今回は美容師目線でジアミンアレルギー時の初期対応と少しだけ薬の情報に触れてみたいと思います。
目次
【ジアミンアレルギーに適応した薬】発症時は初期対応が重要
ジアミンアレルギーの症状はヘアカラー後、すぐに現れるわけではありません。
数時間〜48時間後に症状が現れていきます。
そしてはじめは何となくの違和感から強いアレルギー症状に発展していきます。
ここで重要なことは初期対応です。
症状が軽いうちに対策をしていけば早期回復の可能性がありますが、顔が腫れたり強くかぶれてしまうと薬を服用しても治るまでに数日〜数週間かかる可能性もあります。
違和感を感じたときにはできるだけ早い対応を心がけましょう。
【ジアミンアレルギーに適応した薬】時間外診療の検討
症状を確認したタイミングが夜であった場合には病院を受診するか悩みますよね。
判断が難しいところですが、迷ったら受診されることをお勧めします。
アレルギーの症状は かぶれなど表面状にみられることが多いですが、場合によっては強い息切れや血圧の低下などを引き起こす可能性もあります。
特に意識が低下し倒れることや呼吸困難になる例も少数ではありますが報告があるようです。
このようなリスク回避のためにも時間外診療や電話相談なども視野に入れておいた方がいいと考えます。
【ジアミンアレルギーに適応した薬】病院ではどんな薬を渡される?
お客様である皮膚科医の先生に伺ってみました。
主に処方する薬は次のようなものだそうです。
- アレルギーを抑える飲み薬
- かゆみを抑える飲み薬
- かゆみを抑える塗り薬
冒頭でもお伝えしましたが、私は医師ではないのであくまでも参考のお話です。
またお医者様の判断により処方内容は様々だと思います。
あくまでも1つの意見として捉えてください。
【ジアミンアレルギーに適応した薬】次回以降のヘアカラー はノンジアミンカラー に切り替える
ジアミンアレルギーの予防にも効果的です。
ケース:1 ノンジアミンカラーを使用して白髪を黒に近い色で染めた実例です。
ノンジアミンカラーでも通常のカラーと同様に白髪染めを行うことは可能です。
ケース:2 ノンジアミンカラーで明るく白髪染めを行った実例です。
脱色の工程と白髪染めの工程を2プロセスに分けることで綺麗な染まり上がりを実現しました。
ケース:3 ノンジアミンカラーでおしゃれ染めを行った実例です。
クリアな寒色系の色を目指してアプローチを行いました。
このようにノンジアミンカラーであっても通常のカラーに近い仕上がりを実現することは十分に可能です。
染めることを諦める必要はありません。
ご自身の現状でどんなものを使う事ができて、どんなものは使う事ができないのかを分析し 最適なノンジアミンカラーを選ぶことでイメージに近い仕上がりを作る事ができます。
【ジアミンアレルギーに適応した薬】どれを選ぶべき?美容師が解説 まとめ
ジアミンアレルギーになったのであれば、まず私ではなくお医者様の指示を仰ぎましょう。
その上で今後どう染めていくのか?に関しては施術のご提案をさせていただく事ができます。
初期の状態で軽いからこのまま様子見でOKと油断してしまうと時間の経過とともに悪化していくことも考えられます。
ジアミンアレルギーは思っているよりも重症です。
自己判断がダメとは言いませんが、安全のためには専門的な判断ができる医師に相談する事が得策だと思います。
今後のカラーについてはお気軽にご相談ください!
ジアミンアレルギーになり、染められなくなってしまった方や
ノンジアミンカラー で染めているけれど思い通りにならないと
お悩みの方は是非1度ご相談ください。