最近は頭皮や髪の健康意識が高まっており、天然な染料で構成されているヘナに関心が高まっております。
手軽にできてリスクも少ないことから自宅で行う方も多くいらっしゃると思います。
先日はこんな記事も紹介しました。
https://watanabe-yusuke-home.com/blog/2019/04/13/home-henna/
基本は自宅の白髪染めはヘナ染めに関してのみお勧めですという内容の記事になります。
今回はその実例記事です。
どのように染めムラが起こり、お店でヘナをするとその染めムラも改善されるのかという内容になります。
目次
ヘナで染まらなかった根元部分を美容室で補正する
2週間に1度のペースで自宅でヘナ染めをなさっているお客様です。
もともと肌が弱いことや負担をかけたくないという考えからヘナ染めを使用されています。
前回お店でヘナ染めをした時から3花月が経過しています。
染めた後の状態
しっかりと染まってくれているのがわかります。
また2週間後から自宅でヘナ染めをしてもらって3ヶ月後に補正を繰り返していれば綺麗な状態を維持することができます。
自宅でヘナ染めをすると染まらない部分も出てくる
勘違いして欲しくないのはヘナによる染まりムラは基本的に簡単に修正できるので何も気にすることはありません。
赤丸をつけた部分に染まり残しがあることがわかります。
顔まわりはご自身で塗っても見える部分ですし、塗りやすいので基本的には完璧です。
ただ耳寄り後ろの髪や首回りに近くなると見えづらく、塗りにくいのでこのように塗りムラが発生し染まらないというケースもあります。
今回はリタッチカラーをベースに染まり残しがある部分に関しては補正を行なっていきます。
自宅で染めるならヘナ?ヘアカラー?
通常のヘアカラーの場合は黒髪の染まりムラ・白髪の染まり残し・毛先との色の差など様々な要因を考えなくてはいけません。
正直補正が難しい方や色を直すのに半年以上かかる方もいらっしゃいます。
ダメージなども考慮して基本的にはお勧めしません。
それに対してヘナ染めの場合はシンプルに白髪が染まっているか染まっていないかです。
染まっていない部分に関しては染め直せば色の差はなくなり、また自宅でのヘナ染めに戻ってもらうことができます。
自宅で染める場合はヘアカラーとヘナ染めでは大きな差があります。
ヘナで染めている方は白髪が少ない場合が多い
ヘアカラー剤には酸化作用が起こる仕組みがあり、それにより髪を染めています。
酸化=老化 と考えられていて、頭皮が酸化(老化)すると白髪を増やします。
白髪が増える前からヘナ染めをされている方は年齢を重ねた時の白髪の量に大きな変化が見られます。
今回ご紹介したお客様もヘナ歴は長く、白髪もちらほらとある程度で圧倒的に少ないと思います。
その点も自然のものならではの恵みですね。
自宅とお店 ヘナ染めの正しい頻度
白髪の量や気になるタイミングは人それぞれです。
考え方に大きく左右されるのであくまでも目安ですが、自宅でヘナ染めをされている方の多くは2週間〜1ヶ月ペースが多いように感じます。
あまり白髪が伸び過ぎてしまうと逆に染めることが難しくなるので、1ヶ月ペースで染めてもらえれば簡単にできると思っていてください。
お店にご来店される頻度に関しては2ヶ月〜3ヶ月ペースがお勧めです。
ハーバルブラウンやマホガニーで染めている方は2ヶ月ペースでご来店されるのがお勧めです。
白髪への染まりがやや薄いため定期的な色の補正が必要になります。
今回のようにヘナ単体で染めている方や2度染めをされている方の場合は気になれば2ヶ月、気にならなければ3ヶ月を目安に染めに来てもらえればいい状態を保つことができると思います。
自宅でヘナ染めを行うメリット
基本的にヘナ染めにはメリットしかないと思っています。
- 染めても髪や頭皮の負担にならない
- 失敗しにくい
- 短期間で繰り返し染められる
ヘナ染めであれば今後続いていく長い将来を考えても継続していくことができる染め方だと思います。
デメリットをあげるとすれば色が選べないという点ですが、そもそもヘナ染めを選択された時点で色は気にしていないと思います。
ヘナで染まらなかった根元部分は美容室で補正する まとめ
ヘナは染めるのはもちろんですが、楽しみながら日常に取り入れてもらえれば嬉しいです。
自宅で自分で染めていてもトラブルが少ないことから唯一、使用をお勧めしている白髪染めです。
染めること以外にも頭皮環境を整えてくれたり、トリートメント効果を発揮してくれたりと様々なメリットもあります。
自宅で気になった時に染めることができれば、伸びて来た白髪にストレスを感じることもなくなりますね。
今後長い白髪染め期間を考えるとヘナの選択に間違いはありません。