ノンジアミンカラー/ジアミンアレルギー解説

【ジアミンアレルギー対応美容室】ではどんなことをしているの?

美容師
美容師
一般の方はもちろん、美容師さんからもジアミンアレルギー対応の美容室ってどんなことをしているの?と質問をいただく事が増えてきました。

それだけ世の中でもジアミンアレルギーへの関心が寄せられていたり、お悩みを持たれている方が増えてきているという事だと感じております。

 

ジアミンアレルギーの方への対応を始めたのは2014年前後だったと思いますが、当時と比べればアレルギーの認知が広く浸透をしてきておりとてもいい傾向だと思います。

またノンジアミンカラー の製品もここ数年で幅広く販売がされており、新たに取り入れてメニュー化を進める美容室も増えてきました。

 

その反面で、ノンジアミンカラー に切り替えたのにも関わらずアレルギーの症状が出てしまったとお客様からご相談をいただくこともあります。

その大半は

といった事が考えられます。

 

今回はジアミンアレルギーのお客様を対応する際にどんなことに気を付けているのかという観点から解説をしていきます。

多くのお客様や美容師さんの参考になれれば嬉しいです。

目次

【ジアミンアレルギー対応美容室とは?】ノンジアミンカラー を取り扱っている

お客様
お客様
ジアミンアレルギー対応美容室としてはどんなことが必要ですか?
美容師
美容師
まずジアミンアレルギー対応美容室であれば大前提として【ノンジアミンカラー】を取り扱っていることだと思います。

当たり前のことを言っていますが、ジアミンアレルギーに対する知識を美容師さんの中でも持っていない方は多くいらっしゃいます。

 

例えばオーガニックカラーやハーブカラーなどをジアミンアレルギーの方に行った事例が多くありますが、これらはNGです。

自然な成分、天然の成分が配合されていても1%でもジアミンが配合されていればアレルギーの方には使う事ができません。

 

またノンジアミンカラー は1つの種類ではありません。

実際には5つの種類に分かれており、幅広いお悩みや仕上がりに応えるためには多くのノンジアミンカラーを取り揃えておく必要があると考えております。

\\ジアミンアレルギーでも染められる//

【ジアミンアレルギー対応美容室とは?】器具を分けている

お客様
お客様
   ジアミンアレルギー対応美容室として他に気を付けていることはありますか?
美容師
美容師
最も重要なことはジアミンカラーとノンジアミンカラー で使用するものを分けるということです。

例えば以下のようなものが該当します。

  • タオル
  • クロス
  • 耳キャップ
  • ハケ
  • カップ
  • シャンプークロス

これらは全てジアミンアレルギーの方専用のものを用意しておく必要があります。

 

ジアミンアレルギーの方はごく少量のジアミン であっても接触することで反応が起こってしまいます。

そのため、使用するものはジアミンと接触したことのないものを使用しなければいけません。

【ジアミンアレルギー対応美容室とは?】アイテムを販売している

お客様
お客様

ホームケアのアイテムにも力を入れていますよね。

美容師
美容師

ジアミンアレルギーの予防とノンジアミンカラー を行う方向けの頭皮とヘアケアアイテムを作っております!

ジアミンアレルギーの予防とは頭皮の機能を向上させて健康な頭皮を作ることと考えております。

健康な頭皮であればノンジアミンカラー でも刺激を感じにくくなります。

 

またジアミンカラーと比較するとノンジアミンカラー は色持ちがデリケートであるということは否めません。

最適なヘアケアを使用することで少しでも長く色を楽しむ事ができます。

 

お店で使用する塩基性タイプのノンジアミンカラー はオリジナルで製作しており、業界最濃でしっかりと染まるをコンセプトにした薬剤を用意しております。

美容師
美容師
お店がジアミンアレルギーの方の染めたいを叶えるをコンセプトにしているので、ジアミンアレルギーの方に最適化したアイテムを多く取り揃えております。

サロンとご自宅でのケアを連動させる事でいい状態の頭皮と髪の毛をご提供する事が可能となります。

【ジアミンアレルギー対応美容室】ではどんなことをしているの?まとめ

最後にジアミンアレルギー対応の美容室についてまとめていきます。

  • しっかりとしたノンジアミンカラー を取り扱っている事
  • 使用する器具はジアミンアレルギーの方専用のものを用意している事
  • 特に頭皮のコンディションをあげてノンジアミンカラー の刺激に耐えられる健康な頭皮を作っていく事

上記を徹底していく事が大切だと考えております。

 

冒頭でもお伝えしましたがノンジアミンカラー をメニュー化されている美容室は増えてきています。

その一方でノンジアミンカラー で染めたはずなのにジアミンアレルギーの症状が出たという相談も増えています。

 

ノンジアミンカラー を扱うのであれば、合わせてジアミンアレルギー対応も行うと事故が減ると思い記事をまとめてみました。

この記事がきっかけで一人の方でも救われれば幸いです。

 

ジアミンアレルギーになり、染められなくなってしまった方や

ノンジアミンカラー で染めているけれど思い通りにならないと

お悩みの方は是非1度ご相談ください。